韓国では三一節（1919年3月1日、日本の統治に抵抗して朝鮮半島の市民が独立運動を行ったことを記念する日）を迎え、歌手のショーンが31kmマラソンを完走し、1億4800万ウォン（約1480万円）を寄付した。
ショーンと非営利団体韓国ハビタットした「2023 3.1ラン」は、参加者が希望する時間と場所を決め、3.1kmまたは31kmを走る寄付マラソンだ。
このマラソンには、ペースメーカーとして30人の著名人が参加。ショーンをはじめ、元サッカー韓国代表のイ・ヨンピョとチョ・ウォニ、元陸上韓国代表のチャン・ホジュン、俳優のパク・ボゴム、ユン・セア、チン・テヒョン、イム・シワン、チェ・シウォンらがともに走った。
特にショーンは、31km完走後も個人参加者310人と3.1kmをもう一度走った。ショーンは「国を取り戻すために街頭に出た平凡な人々が成し遂げた独立を、記憶しなければならない。彼らの勇気ある人生を振り返り、その子孫に感謝する気持ちで最善を尽くして走った」と伝えている。
個人参加者1000人の参加費全額と企業後援金は韓国ハビタットに寄付された。約1億4千800万ウォンの寄付金は、独立有功者子孫の住居環境改善事業に使われる予定だ。
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