大ヒット韓国ドラマ『イカゲーム』に出演した俳優オ・ヨンス(78)が強制わいせつの容疑を受け、来る2月に裁判を受ける。
1月24日、とある韓国メディアは、強制わいせつの疑いで起訴されたオ・ヨンスの裁判が来る2月3日に水原(スウォン)地方裁判所で開かれると伝えた。
オ・ヨンスは2017年、女性Aさんに不適切な身体接触を行った容疑を受けている。
Aさんは2021年にオ・ヨンスを告訴したが、警察は当時、不送致の決定を下した。
しかしAさんの異議申請によって水原(スウォン)地検・城南(ソンナム)支庁が事件を再捜査し、わいせつ容疑を裏付ける証拠が確保されたと見られる。
検察の調査に対してオ・ヨンスは「一方的な主張だ」と容疑を否認。また、「湖畔を回りながら道案内のレベルで手を握っただけ」とも述べたという。
検察はオ・ヨンスを不拘束起訴し、オ・ヨンスは来る2月に5年前に発生したと見られる事件の裁判を初めて受けることになる。
1944年生まれのオ・ヨンスは1968年にデビューし、演劇をはじめ様々な活動を行ってきた。なかでも2021年にNetflixで公開された『イカゲーム』で“001番の老人”オ・イルナムを演じ、「カンブ」の愛称で大きな人気を集めた。
2022年1月には米ロサンゼルスで開催された第79回ゴールデングローブ賞授賞式で、韓国俳優として初めてテレビ部門・助演男優賞を受賞した。
『イカゲーム』を通じて世界的に顔を知られるベテラン俳優となっただけに、強制わいせつ容疑での裁判は大きな注目を集めそうだ。
前へ
次へ