Stray Kidsの場合、チーム内に3RACHA(バンチャン、チャンビン、ハン)というプロデュースチームもあり、今後の成長がさらに期待できる。
グループのアルバムを直接プロデュースしながら、音楽的に貴重な成果を収めているため、長い人気が期待できるという分析だ。今年最高の成長を見せただけに、2023年も彼らの活躍に注目が集まる。
今年のK-POPで欠かせないキーワードはまさに「ガールグループ」だ。
第4世代ガールズグループの目覚ましい善戦でK-POPをさらに豊かにし、グローバル跳躍も続いた。
新人賞と大賞を同時に獲得したIVEとNewJeansから(G)I-DLE、LE SSERAFIM、NMIXX、Kep1erまで、多方面での活躍が目立った。音源チャートを占領してロングランを記録中であることもちろん、世代交代を完璧に成し遂げた人たちだ。
なかでも、IVEの活躍と記録圧倒的だった。
4月に発表した『LOVE DIVE』は今年最も多く聴いた曲となり、この曲は「2022MMA」「2022MAMA」「2022AAA」で新人賞と大賞を同時に席巻する記録を残した。昨年12月にデビューし、丸1年で3つの大賞を受賞し、確実なスターとなったのだ。
特に、デビュー曲『ELEVEN』から『LOVE DIVE』『After LIKE』まで3連続ヒットに成功し、「音源クイーン」として存在感を固めている。『LOVE DIVE』は米『TIME』が発表した「2022ベストK-POP SONG & ALBUM」に名を挙げた。
『After LIKE』に関しては、アルバム販売量100万枚を超え、ミリオンセラーを記録。 IVEが第4世代ガールズグループを率いた主役と評価される理由である。
8月1日にデビューアルバム『New Jeans』を発表したNewJeansは、まさに「今年の発見」だった。
SMエンターテインメント出身のミン・ヒジン代表が率いるADOR初のグループとして注目され、プロモーションを果敢に省略したデビュー戦略も話題となった。
何よりも他の新人に比べてプロモーションを大幅に減らしたにもかかわらず、圧倒的な話題性で第4世代の代表に合流することになった。
破格のデビューで注目を集めたNewJeansは、『Attention』『Hype Boy』『Cookies』のすべてがヒットし、パフォーマンスも注目され、「2022AAA」で新人賞と大賞の両方を受賞。「2022ベストK-POP SONG & ALBUM」、英音楽雑誌『NME』が選定した「2022K-POPベストソング25」では『Hype Boy』が1位、『Attention』が7位に上がるほどグローバルな影響力を誇った。
デビューからたった2カ月で多くの成果をあげたNewJeansは、今年最も熱く注目された新人だった。
もう一つの第4世代の代表走者はまさにLE SSERAFIMだ。
Mnetのサバイバル番組『PRODUCE 48』を経て、IZ*ONEとして活動したキム・チェウォンと宮脇咲良が合流したLE SSERAFIM。デビュー前から注目され、デビュー曲『FEARLESS』と去る10月に発表した『ANTIFRAGILE』を相次いで成功させた。
着実にロングランを続けているがLE SSERAFIMは、『ANTIFRAGILE』が米ビルボード「ワールドアルバム」、「トップカレントアルバムセールス」9週連続チャートイン中だ。また、米NPRミュージックが選定する「2022ベストソング100」50位に名を連ねた。
LE SSERAFIMは国内外での活躍、特に日本での人気も異常だ。来年1月25日の正式日本デビューを控え、デビュー曲『FEARLESS』日本語バージョンの音源を先行公開し、一気に日本のチャートで1位になった。また、今年デビューしたアイドルの中で唯一、サークルチャート年間「トップ15」に上がり人気の勢いを見せている。
IVE、NewJeansなどと共に第4世代の世代交代の主役に挙げられているだけに、2023年の国内だけでなくグローバルな活動までさらに期待されるチームだ。
(記事提供=OSEN)