飲酒運転で事故を犯した歌手兼俳優のイル(本名チョ・ソンヒョン)の、ドラマ降板が決まった。
本日(12月20日)、来年放送予定のKBS2新連続ドラマ『秘密の女』(原題)側は「出演予定だったイルが降板することになったことを知らせる。制作陣は視聴者の方々に良い作品で恩返しできるよう最善を尽くす」と明らかにした。
イルは2023年上半期に放送予定だった『秘密の女』で、YJグループの後継者であり、単純で素直なナム・ユジン役を引き受け、視聴者のもとへ帰ってくるはずだった。
なおソウル龍山(ヨンサン)警察署によると、イルは19日23時25分頃、ソウル特別市麻浦区(マポグ)と京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)を結ぶ江辺(カンビョン)北路で飲酒運転による事故を起こした疑いで起訴された。
イルが運転した車両は右側のガードレールにぶつかって転倒し、イルの車に同乗していた男性は軽傷を負ったという。
警察が事故直後に測定したイルの血中アルコール濃度は免許停止に値する数値(0.03~0.08%)と知らされた。警察は飲酒測定後、イルに帰宅措置を取ったが、事故の経緯を調査して同乗者A氏も飲酒運転幇助の疑いで立件するか決める予定だ。
なおイルは“トロット(韓国演歌)四天王”の一人とされる大御所歌手テ・ジナの息子で、2005年に歌手デビューし、『黒い眼鏡』をヒットさせて広く知れるようになった。
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