チュウは現在、資金難に陥っている所属事務所と収益の清算などをめぐって様々な葛藤があっただけに、チュウのグループ退出決定は所属事務所側の悪意という見方も少なくない。
これをふまえたかのように、BlockBerryクリエイティブは11月28日、追加立場を通じて「暴言およびパワハラ関係などと関連し、チュウと被害者の方が同意するならば、これに対する内容と証拠提供に協力する」と伝えた。
チュウも沈黙を破った。「ファンの方々に対して、恥ずかしいことをしたことはない」としてBlockBerryクリエイティブが主張するパワハラについて釈明した。
両者の争いは当分続くと見られるなか、チュウの他にも、ヒジン、ハスル、ヨジン、キムリップ、ジンソル、チェリ、イヴ、ゴウォン、オリビアヘの9人がBlockBerryクリエイティブを相手に専属契約効力停止の可処分申請を行ったと報じられ、所属事務所とLOONAを巡る亀裂は続くとみられる。
相次ぐ所属事務所との紛争は、大きくなっているK-POP市場とは相反する芸能界の素顔を見せている。
所属事務所代表からのセクハラ・暴行被害訴えたボーイズグループOMEGA Xも最近、記者会見を開き、刑事告訴を含め法的措置を取ると明らかにした。
ある業界関係者は「一部企画会社のパワハラなどで芸能企画会社全体が古い時代の経営方式を取っているという非難を避けられなくなった」として「相次いで起こるこのような議論が後々、芸能界に肯定的な構造改編をもたらすかは継続的に見守らなければならない」と強調している。