HOOKエンターテインメントのクォン・ジニョン代表が、イ・スンギに吐いた暴言の録音記録まで広がっている。
イ・スンギは最近、所属事務所HOOKエンターテインメントに音源清算と関連した内容証明を送ったが、HOOKエンターテインメント側はイ・スンギに対する「清算0ウォン」は事実ではないと反論。2021年に専属契約を終えたが再び締結した2021年、これまでの清算内訳などを双方確認し、債権・債務関係を清算したと釈明した。
しかし、イ・スンギの法律代理人はこのような内容を全面的に否定した。
法律代理人は「イ・スンギはHOOKから音源料の支給精算書を受け取ったことはない」として「音源収益の発生事実さえも知らなかったイ・スンギが、一体どのように音源料を清算し合意できるということなのか聞きたい。音源料の清算を念頭に置いて合意書締結を要請したのなら、これは明白な詐欺」と主張した。
また、HOOKエンターテインメントは2011年頃、ビルの購入を理由にイ・スンギから47億ウォン(約4億7000万円)の投資を受けたが、クォン代表は投資と関連した何の約束も守らなかったというのがイ・スンギ側の主張だ。
イ・スンギは法律代理人を選任し、法的対応を予告した状態であるため、音源収益の清算の結論が出るまではさらに時間がかかるだろう。
また、ガールズグループLOONA(今月の少女)で最も中心人物だったといえるメンバー、チュウが最近グループを離れた。
所属事務所のBlockBerryクリエイティブは、チュウの暴言やパワハラ関連の情報提供があり、チュウをグループから除名・退出することに決めたと明らかに。所属事務所が先にアーティストのパワハラを暴露するということは、業界でも異例のことだ。
BlockBerryクリエイティブとチュウの決別はすでに予見されていた。今年2月、健康上の理由でコンサートやイベントに参加せず、ファンの間ではチュウの“いじめ説”および所属事務所の“差別説”が浮上した。さらに、チュウが芸能事務所BY4Mスタジオと専属契約を議論しているというニュースや、所属事務所とは別に自身の名前を代表取締役に上げた株式会社を設立したという事実が知らされ、チュウと所属事務所の決別は既成事実化された。