イ副会長は韓流のグローバルな拡散と文化産業の発展に寄与した功労が認められ、受賞者に選ばれた。
イ副会長は受賞の感想で「50周年を迎える国際エミー賞で功労賞を受賞することになり非常に光栄」とし、「『パラサイト 半地下の家族』『別れる決心』など、韓国コンテンツが世界的に認められることを韓国人として誇りに思うと同時に、全世界の誰もが文化の主流になれるという希望を与えたという点でより一層意味深い」と述べた。
授賞者のソン・ジュンギは、「イ副会長は韓国のすべてを知らせるうえで先頭に立ち、韓国アーティストのための支援を惜しまなかった」と話した。続けて「イ副会長ほど、この賞にふさわしい人はいないだろう」と付け加えた。
他にも2021年11月に公開されたアップルTV+のドラマ『Dr. ブレイン』で主人公を演じたイ・ソンギュンが、主演男優賞候補の資格で授賞式に参加した。また、RAINとイム・シワンも授賞式に出席し、注目を集めた。
そんななか、女優パク・ウンビン主演のKBSドラマ『恋慕』がテレノベラ部門を受賞した。イ・ゴンジュンKBSドラマセンター長は「『恋慕』が韓国ドラマとしては初めて国際エミー賞を受賞することになったことに対して非常にうれしく、韓国ドラマ全体の底力を認められた快挙だと思う」と感想を明らかにした。
◇ソン・ジュンギ プロフィール
1985年生まれ。2008年、大学生のときに映画『霜花店 運命、その愛』に出演しデビュー。いくつかのドラマ出演を経て、2010年に『トキメキ☆成均館スキャンダル』の主要キャストに抜擢されブレイク。2012年にはドラマ『優しい男』、映画『私のオオカミ少年』の出演を機に一躍人気俳優に。2013年に陸軍に入隊し、2015年に除隊した。翌年にドラマ『太陽の末裔~Love Under The Sun~』で復帰し、同作で共演したソン・ヘギョと2017年に結婚するも、2019年6月に離婚した。