『キム秘書』パク・ミニョン所属事務所に警察が“異例”の家宅捜索…黒い噂の元彼にも捜査の手

2022年11月11日 話題 #パク・ミニョン

韓国警察が、ドラマ『キム秘書はいったい、なぜ?』で知られる女優パク・ミニョンも所属するHOOKエンターテインメントに対して家宅捜索を行った。どのような理由によるものなのか、注目が集まっている。

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11月10日、SBS芸能ニュースは「警察が芸能事務所HOOKエンターテインメントを電撃家宅捜索した。警察庁重大犯罪捜査課が10日正午から5時間にわたり、ソウル江南区清潭洞(カンナムグ・チョンダムドン)にあるHOOKエンターテインメント社屋に対する押収捜索を行った」と報道した。

家宅捜索に踏み切った具体的な理由はまだ明らかになっていない。警察が芸能事務所を家宅捜索するのは異例のことだ。

家宅捜索の理由とは?

最近、警察はHOOKエンターテインメントに所属するパク・ミニョンの元交際相手カン・ジョンヒョン(41)氏がいた上場会社3社に対して、家宅捜索を行っていた。この3社はvidente、INBIOGEN、BUCKET STUDIOだ。

videnteはデジタル放送装備開発会社、INBIOGENは飲食品フランチャイズ社、BUCKET STUDIOはコンテンツ制作会社で、いずれもコスダック上場会社だ。特にvidenteは、韓国国内3大コイン取引所で有名なbithumbを運営するbithumbホールディングスの筆頭株主として知られている。

また、最近放送されたMBCの調査報道番組『PD手帳』では、カン氏がbithumbの隠れた主人という疑惑を報道した経緯がある。これに対してbithumb側は、「該当イシューは事実ではない」と一蹴していた。

パク・ミニョン

一部では、今回の家宅捜索はカン氏の事件とは大きな関係がないという意見もある。その代わりに、とある関係者は「警察がHOOKエンターテインメントを調査するのは内部の経営問題ではないか」としている。

なおHOOKエンターテインメントは1998年に歌手イ・ソンヒを迎え入れたことで2002年7月に設立された芸能事務所だ。現在はパク・ミニョンのほか、女優ユン・ヨジョン、俳優イ・ソジン、歌手イ・ソンヒ、イ・スンギなどが所属している。

◇パク・ミニョン プロフィール

1986年3月4日生まれ。2005年にテレビCMで芸能界入りし、2006年放送のドラマ『思いっきりハイキック!』の出演で顔を知られた。男装のヒロインを務めた『トキメキ☆成均館スキャンダル』でブレイクし、その後も『シティーハンター in Seoul』や時代劇『七日の王妃』といったドラマ作品で優れたビジュアルと演技力を発揮。特に2018年に放送された『キム秘書はいったい、なぜ?』は日本でも大きな人気を博し、2022年放送の『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能!?』でも多くの注目を集めた。

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