各種ブランドのアンバサダーとして活動しているウォニョンに対して、とある番組に出演したファッションイベントを企画するピープルストーリーのチェ・ウンホ代表は、「私はチャン・ウォニョン氏をとてもよく知っている。私たちのブランドイベントをすれば、セレブ招待の順位0位」と話した。特に彼は「チャン・ウォニョン氏は一番ホットなブランドのアンバサダーだ。今見ると、ファッションショーのランウェイも一緒にやってみたい」とラブコールを送ったことがある。
それに対してウォニョンも「以前にランウェイの経験がある。その時、とてもおもしろくて“モデルをやってみようか”と少し考えた」とし、身長は173cmで、生まれながらのスタイルの良さを誇ったりもした。
日頃から頭の良さまで兼ね備えたウォニョンが大学受験を受けないという物足りなさもあるが、ファンは彼女の選択を尊重する雰囲気だ。大学進学よりも芸能活動に専念し、成功した好例があるということも影響を与えているかもしれない。
代表例は、芸能活動に専念すると2012年に明かした歌手IU(イ・ジウン)と、2013年に発表した女優ペ・スジだ。彼女たちも大学に進学しなかったが、それから約10年が過ぎた今、誰もが認める“成功したスター”となっている。
実際にIUは、『TMIニュース』によれば、2021年上半期の音源収益が約35億ウォン(約3億5000万円)と推定された。自作曲が多いだけに著作権料まで加えれば、推定できないほどだ。特に2021年の広告収益は約30億ウォン(約3億円)で、音源収益まで加えれば130億ウォン(約13億円)程度の収益を上げたともされた。
さらにIUは、超高級マンションである「エーテルノ清潭(チョンダム)」を今年2月に130億ウォンで購入したと知られ、これを全額現金で納付したと話題になった。
ペ・スジも不動産投資で財テクに成功したスターに数えられる。一人で暮らしているというソウル・ノンヒョン洞の住宅の売買価格は40億ウォン(約4億円)と推定。4年前に37億ウォン(約3億7000万円)で購入した三成洞(サムソンドン)の建物は現在、55億ウォン(約5億5000万円)まで価値が上がっているという。
またペ・スジは2012年の映画『建築学概論』で映画祭の新人賞まで受賞して以降、女優としての地位も確保した。その後も広告効果を十分に出す「1億台のスターモデル」の一人にも選ばれ、単独CMのラブコールが尽きない“ヤングリッチ”として活躍している。
IUやペ・スジと同じように、2021年はITZYユナ、IZ*ONE出身アン・ユジン、STAYCセウンなどが大学入試を受けなかった。過去には芸能人の特例入学事例もあったが、現在は大学進学よりも自分の夢のために活動に専念するスターが増えている状況だ。
それにともなって成功事例も増えているだけに、今後もその傾向は続くと見られる。
(記事提供=OSEN)