韓国で絶大な人気を誇る演歌歌手イム・ヨンウンが、小児がんの患児たちのために寄付をした。
【関連】人気歌手イム・ヨンウンのコンサートチケットは争奪戦…
韓国小児がん財団は11月4日、「演歌歌手イム・ヨンウンが10月の“善人スター歌王戦”の賞金150万ウォン(約1万5000円)を、小児がん、白血病、希少難病患者支援のために寄付を行った」と明らかにした。
「善人スター歌王戦」とは、スターの良い影響力を応援し、間接的に財団へ寄付ができるプラットフォームサービス。アプリ内の歌王戦に参加した歌手の映像や歌を見ながら、アプリ内のミッションなどで歌手の応援を行い、その順位で決まった賞金が、それぞれ歌手の名前で財団に寄付されるという方式で運営されている。
そして、総累積寄付金額が4260万ウォン(約426万円)を達成した歌手イム・ヨンウン。彼は、単独コンサートでのファンの声援に応えるため、12月には釜山、ソウルで追加コンサートを開催する。また、11月10日にコンサートの準備をするイム・ヨンウンのビハインド映像『イム・ヨンウン 101』が放送される予定で、ファンの期待と関心が集まっている。
歌手イム・ヨンウンの名前で寄付された賞金は、小児がん、白血病、希少難治疾患で苦しんでいる患者の支援事業として使われる。支援には、長期間闘病、経済的困難によって学習時間を逃した子供たちを対象に、治療以後も完全に社会に適応していけるよう学習および心理、美術面なども支援していく。
韓国小児がん財団のホン・スンユン理事は「地道な寄付で、社会の大きな手本になっている。これからもファンの愛に応える素敵な姿を期待する」と伝えた。
■【関連】歌手イム・ヨンウン、“心肺蘇生”で人命救助。いったい何が?
前へ
次へ