若手俳優チョン・ヘインの尋常ではない“思慮深さ”に迫る。「自尊感情は家で満たす」理由とは?【インタビュー後編】

2019年09月07日 話題 #韓国ドラマ

ドラマ『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』(JTBC)をきっかけに次世代を担う若手俳優として浮上した​チョン・ヘイン。

8月28日に韓国で公開された映画『ユ・ヨルの音楽アルバム』では、ヒロインに一目惚れするヒョヌ役を務めて好評を博している。

俳優​チョン・ヘイン、“顔天才”なのに「ジジくさい」と言われる理由は?【インタビュー前編】

インタビュー当日、暑さにもかかわらずスーツ姿で現れた彼は、「普段からスーツが好きだ。服装によって心構えも変わってくる。芝居の時も衣装に助けてもらう」と話した。

私服のスタイルについて聞くと「一つにハマると飽きるまでそれを着る。大学時代に同期からよく言われたのが、お前はなぜそれだけ着るのか、だった。よく見れば少しずつ違うのに(笑)。気に入った服があれば同じのを何着か買って着回すこともある」と答えた。

いま、俳優としてスポットライトを浴びている彼だが、俳優としての苦悩を重ねているようだった。

(写真提供=CGVアートハウス)

「作品に出演するたびに勉強と悩みの連続だ」という彼は、最も大変だった作品として『ある春の夜に』を挙げる。

「父親のキャラクターを演じることに慎重である必要があった。1回悩むものを2回、3回悩むべきだった。セリフを言うのもしんどかった。間違えれば図々しく軽い人に見えるので、短いセリフでも悩んだり、ハン・ジミン先輩にたくさん聞いたりした」

芝居において自信を持ってもいいように思うが、「自信が付きそうであれば撮影が終わったり、新しい作品が始まったりする。難しいものだ」と言う。

それでもチョン・ヘインは、いま最も人気を高めている“旬の俳優”だ。本人は高まる人気を実感しているのだろうか。

(写真提供=CGVアートハウス)

「ネットのファンコミュニティの書き込みが増えるのを見ている。ただ、外に出歩かないので実感はなく、ずっと心が幸せとも言えない。僕は31歳の普通の人間。俳優を職業としているだけで、家では両親の息子でしかない。だから自尊感情は家で満たす。大衆の関心と愛情をもらう分、非難や様々な状況に置かれるのもよくあると思うが、それも仕事の連続として受け入れなければならないと思う。僕は一瞬でも自分をスターだと思ったことがない。周囲が俳優チョン・ヘインを作ってくれたのだ。新人の時と同じ。さすがに芝居の面では成長しているだろうけど、常に同じ場所にいる。環境は変わったけれど流されないために鞭を打つ。そうすれば自分の演技の下手さが見に染みて分かる」

同年代の俳優たちに比べると、デビューは少し遅かったとも言える。

それについては「相対的にはそうだが、僕は遅かったとは思わない」と言いながら、「不安がるとせっかちになるし、せっかちになると怪我をする。デビューが遅くてよかったのは、キャンパスライフを楽しめたことだ。僕にとって大学時代はすごく大切な思い出だ」と語った。(了)

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