ドラマ『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』で知られる俳優イ・ジフンが、2年ぶりに元所属事務所との専属契約紛争で勝訴した。
【全文】俳優イ・ジフン、スタッフへの暴言&パワハラ疑惑を謝罪
裁判所は元所属事務所がイ・ジフンの両親に低俗な表現を使い、マネージャーを通じて私生活を侵害し、精算金を遅延支給したことを認め、イ・ジフンを支持した。
9月2日、『OSEN』の取材の結果、イ・ジフンは最近、元所属事務所との専属契約不存在確認の裁判で勝訴した。
先立ってイ・ジフンは、元所属事務所が出演料を遅延支給し、両親に低俗な表現を使い、マネージャーを通じてプライバシーを侵害したと主張した。裁判所はイ・ジフンの主張がすべて事実だと判断した。
裁判所は「元所属事務所である原告の収益配分は、契約に規定された時点以後になされたと見られる」とし、「元所属事務所側は俳優イ・ジフンの両親に低俗な表現を使いながら品行に関して話したり、マネージャーに芸能活動以外に誰と会ってどんな対話を交わしたのかを報告させたりした」と明らかにした。
さらに、元所属事務所がイ・ジフンのマネージャーに月給をまともに支給せず、美容室の代金も払わず、イ・ジフンに督促を受けさせた事実も認められた。
イ・ジフンは2年前、元所属事務所を相手に専属契約効力禁止仮処分を申請し、当時も裁判所はイ・ジフンを支持した。だが元所属事務所側は当時、イ・ジフンと自分たちの専属契約が臨時的に効力を停止しただけであり、一方的な心変わりで生じた一時的な対立で、信頼が崩れたと見る裁判所の決定に遺憾を表わした。それだけでなく該当決定に従わず、異議申請をするつもりであり、本案の訴訟を準備するという立場で反論した。
イ・ジフンは正当な裁判所の判断を受けて、活動を続けてきた。彼は紛争後、『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』『スポンサー』などのドラマに出演。今年3月からは新しい所属事務所K1エンターテインメントと専属契約を結び、演技活動を続けている。
なおイ・ジフンは最近、バラエティ番組『ゴルフ王』に出演して意外なゴルフの実力を披露し、新しい韓国映画『最悪の隣人と恋に落ちる方法:アンタクトラブ』(原題、監督イ・ウチョル)の主演にキャスティングされるなど、精力的な活動を続けている。
(記事提供=OSEN)
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