韓国芸能界で活躍する女優やスターたちが次々と“10月の結婚”を発表している。
日本では「アイコニック」や「伊藤ゆみ」の名で知られる歌手アユミをはじめ、“フィギュア女王”キム・ヨナ、ドラマ『椿の花咲く頃』の女優コン・ヒョジン、そして8月25日、『紳士の品格』『紳士とお嬢さん』などに出演した女優ユン・ジニも10月の結婚を発表した。
7月末から「10月に結婚式を挙げる」を予告する女性スターが続いているのだ。
先陣を切ったのは、キム・ヨナだ。去る7月25日、キム・ヨナの所属事務所All That Sportsが「キム・ヨナが来る10月下旬、ソウルで声楽家のコ・ウリムと結婚式を挙げる」と伝えた。
キム・ヨナの配偶者となるコ・ウリムは1995年生まれで、キム・ヨナの5歳年下。ソウル大学の声楽科を卒業した声楽家で、クロスオーバー男性四重唱ボーカルグループ「Forestella」のメンバーでもある。2人は2018年、All That SportsのアイスショーにForestellaが招待歌手として出演して初めて出会った。その後、3年間の交際の末に結婚することになった。
続いて、コン・ヒョジンが8月17日に“10月の結婚”を発表。所属事務所マネジメントSOOPは「コン・ヒョジンが10月、シンガーソングライターのケビン・オーとウェディングマーチを鳴らす」とし、「結婚式は2人の意思により、両家の親戚だけを迎えて非公開で進行される」と明らかにした。
コン・ヒョジンは、今年4月に10歳年下のケビン・オーと結婚を前提に交際中と明らかにしていた。ケビン・オーは、アメリカ・ロングアイランド出身の韓国系アメリカ人歌手だ。アメリカのダートマス大学経済学科出身で、2015年放送のMnet『スーパースターK7』で優勝し、名を広めた。ほかにも2019年放送のJTBC『スーパーバンド』で5位にもなっている。
その1週間後の8月24日には、アイコニック時代に“丸刈りCM”で日本でも存在感を示し、ドラマ『コード・ブルー～ドクターヘリ緊急救命～THE THIRD SEASON』に「伊藤ゆみ」という名で出演したこともある歌手アユミが結婚することを明かした。
同日、所属事務所BONBOOENTは「アユミが来る10月30日、一般男性とソウル某所で結婚式を挙げることになった」と明らかにした。2020年3月から韓国に戻り、韓国活動を再開していた彼女は、結婚後も芸能活動を続ける予定とのことだ。
そして8月25日、女優ユン・ジニの所属事務所マネジメント・レッドウッズの関係者が「ユン・ジニが10月22日、ソウル某所で結婚式を挙げる」と明らかにした。1990年生まれのユン・ジニのお相手は、4歳年上の金融マン。2人は1年余りの交際の末、互いへの信頼と深い愛情を土台に結婚を決心したという。
フィギュア女王から女優、そして歌手と、次々と「10月の結婚」が発表されているわけだが、もともと韓国で“最も結婚が多い月”は10月というデータもある。
ウエディングコンサルティング業者のDUOWedが2002年から2015年に蓄積した資料を土台に調査した結果で、最も結婚が多い月は「10月」（13.2％）だった。続いて「11月」（12.5％）、「5月」（11.7％）、「4月」（10.0％）となっている。やはり気候がいい秋や春に結婚式をしたいと考えるカップルが多いわけだ。
それを踏まえても今年の10月は、女性スターたちの結婚が多いことは間違いないだろう。今から10月の花嫁姿が楽しみだ。
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