【全文】俳優ソン・ソック、“非常識な観劇マナー”について「恥ずべき行為はしていない」と反論 

2019年08月16日 話題

俳優ソン・ソックが、観劇マナーを指摘されたことについて言及した。

ソン・ソックは8月16日、自身のインスタグラムを通じて「騒動が感嘆に収束しないようなので、これ以上周りの方々が被害にあわないようにアップする」と綴り、立場文を掲載。「演劇を楽しみ、大切に思う人として恥じるような行動はしなかった。周囲に迷惑がかからない程度に、静かに笑い静かに泣いた」と伝えた。

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これに先立つ去る8月15日、あるオンライン・コミュニティには「ドラマ『60日、指定生存者』(原題、tvN)の出演陣が演劇『プライド』を観に来ていた」という目撃談が公開され、物議を醸した。

当該のネットユーザーをはじめ、舞台に訪れた観客たちは「カン・ハンナとオ・ヘウォン、ソン・ソックの観劇マナーが悪かった」と批判し、「笑うようなシーンではなかったにも関わらず3人で笑い、背伸びをするなど、他の観客たちの注意を散漫させるような行為をした」と主張している。

これを受けたカン・ハンナとオ・ヘウォンは翌日16日午前に謝罪文を掲載したが、ソン・ソックは沈黙を貫いたままだった。

現在ソン・ソックの立場文を目にしたユーザーからは、「実際に不快に思った人がたくさんいる」「ショックです」「観客が気にしすぎと言いたいんですか? 」といった批判の声が尽きず、事態は収束するどころかますます膨れ上がろうとしている。

◇以下、ソン・ソックの立場文全文

まず、演劇『プライド』に招待してくださった俳優キム・ジュホンさんに申し訳ありません。

困らせてしまったようで、申し上げることばもございません。

残り少ない公演が輝かしいフィナーレを迎えられるよう、心からお祈りしています。

久しぶりに観た、あまりにも素敵な公演でした。時代が移り変わってゆく過程で私たちがどのような変化を迎え、また、どう変わってゆかなくてはならないのか。そんなことを想像しながら分かち合えた意義深い時間でした。

これからお話することとは別に、まだご覧になっていない方に『プライド』の観劇を勧めます。最後に、本題に入ろうと思います。

昨日、私と友人が非常識な行動で舞台を台無しにしたとか、謝罪しなさいという要求が寄せられました。それに対する記事まで出ましたが、演劇を楽しみ大切に思う人として、恥ずかしい行動は致しておりませんでした。

青い空を見て皆が楽しんでいるときに、持っている記憶によっては涙がこぼれる人もいるでしょう。曇る雨を見て、浮足断つ人だっているかもしれません。周囲の迷惑にならないように、自分の権利だと思える程度に静かに笑い静かに泣きました。

数人の観客が間違った主人意識と、偏狭で強圧的で暴力的な、歪んだ観劇文化が誤解を越えて偽りの量産までもたらした状況に困惑しています。しかし、これ以上の反論も謝罪もしません。小さく消耗的になるしかない論争は、お互いに良くないと感じているからです。

聞きたかった言葉ではなくて失望して残念に思っているファンの皆様には、不適切な行為以前に本当に申し訳ない気持ちです。ただ、上記のような選択をしたからには、これから起こる一方的な世論の結果も受け入れる心の準備はできております。手加減のない意見をお送りください。

時間が経過して、お互いに怒りが収まった後には共に笑って振り返る日が来ることを希望します。お読みいただきましてありがとうございます。

P.S
両手で顔をしきりに覆ったり、げっぷや背伸び、雑談もしていないですよ(幕が切り替わるときに「面白い」と一言だけ言いました)。舞台を観ながら最も感銘を受けて涙を流していたのがハンナ(カン・ハンナ)でした。○○シーンで「あれはなんだ」と発言したという指摘は、まったく事実ではありません。

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