日本の厚生労働省に相当する韓国の雇用労働部が、歌手PSYのコンサートセット解体中に外国人労働者が亡くなった事故について、PSYが社長を務める所属事務所P NATIONに対する家宅捜索に乗り出した。
【画像】BTS・SUGAがPSYの「びしょぬれショー」に登場!
雇用労働部の江原(カンウォン)市庁は、8月25日9時30分からソウル江南(カンナム)区にあるP NATION本社とセット設置下請け業者の事務室などに対して家宅捜索を行った。
先立って7月31日、江原道江陵(カンヌン)総合運動場で開かれたPSYの「びしょぬれショーSUMMER SWAG 2022」会場で、セットを解体していた下請け外国人労働者が墜落し、亡くなる事態が発生した。
雇用労働部は、「今回の家宅捜索は、7月31日、江原道江陵市でPSYの公演施設物解体作業中に下請け労働者が墜落し、死亡した事件について、事故当時、公演企画会社と舞台設置業者の契約関係と、舞台設置関連安全措置履行のための指示有無などを確認するためのもの」と明らかにした。
なお事故当時、P NATIONは「故人はモンゴル国籍の20代男性で、セットを製作する外注業者に雇用された方。不意の事故で幽明を異にした故人に心から哀悼を表します。また、遺族の方々にも深いお見舞い申し上げる」とし、「P NATIONは見えないところで汗を流すスタッフの努力をあまりにもよく知っているため、今回の事故がさらに悲痛なばかり」と伝えていた。
■【画像】BTS・VとBLACKPINKジェニーの追加“カップル写真”
前へ
次へ