世界的な人気を誇るBTS・VとBLACKPINKジェニーに熱愛説が浮上した。今年5月に続き、2度目の熱愛説だ。
現在、2人が待機室にいると見られる写真をはじめ、同時期にアメリカに出国することから“ニューヨーク・デート説”まで提起され、大きな注目を集めている。
この熱愛説が事実かどうかはわからない。ただ違和感を覚えるのは、BTSの所属事務所BIGHIT MUSICが、ことVとジェニーの熱愛説については否定も肯定もせず、ひたすらに沈黙を守っていることだ。5月の1回目の熱愛説はもちろん、今回も未だになんら立場を表明していない。
これは今までBIGHIT MUSICが行ってきたBTSの熱愛説への“素早い対応”を知っていれば、異常だということがわかる。
例えば、BTSの“末っ子”JUNG KOOKに熱愛説が浮上したときだ。2021年12月にJUNG KOOKと女優イ・ユビに熱愛説が浮上。とあるユーチューバーが提起したもので、2人が2018年に知り合い、最近になって恋愛するようになったと主張した。
その根拠は、2人がカップルブレスレット、カップル絵文字などを使って“ラブスタグラム(ラブ+インスタグラム)”をしていること、またJUNG KOOKの兄とイ・ユビの弟の親睦などだった。
しかし熱愛説浮上後、すぐにBIGHIT MUSICとイ・ユビの所属事務所が「熱愛説は事実無根」と立場を伝えたことで、疑惑は消え去った。他事務所と足並みを揃えた素早い対応だった。
もちろん、Vだから対応しないということではないだろう。2021年10月に提起されたVの熱愛説が証拠だ。
当時、オンライン上では、Vがホテルリゾート「PARADISE」グループのチョン・ピルリプ会長の娘Aさんと交際中との熱愛説が提起された。その根拠として、10月13日にソウル江南(カンナム)で行われた「KIAF 2021 VVIP」プレビューイベントに、Vがチョン・ピルリプ会長の夫人であるチェ・ユンジョン理事長と訪れ、その場にチョン会長の娘であるAさんが同席したと主張した。
実際にVが展示会を観覧する姿は、現場にいた多数の目撃証言があった。マスク姿のVが作品を観覧する姿がSNSに掲載されたりもした。
そのときもBIGHIT MUSICは、複数の韓国メディアに「VとAさんの家族は知人という関係」と立場を明確に伝え、熱愛説を否定した。
だとすれば、BTSが今年6月、ソロ活動を並行する“チャプター2”に入ったから熱愛説に触れないようになったのだろうか。それも違うということがわかる。
6月24日に浮上したリーダーRMの熱愛説、細かくいえば“結婚説”があったからだ。その際も、BIGHIT MUSICはすぐに対応している。同日、とあるオンラインコミュニティに、BTSのRMが名門大学出身の一般女性と結婚するという文章が投稿された。文章の作成者は、「RMとガールフレンドはBTSのファンミーティングで出会った」などとし、知人が送ったというメッセージも公開した。
しかしBIGHIT MUSICは「RMの結婚説は事実無根だ。当社は悪質なYouTubeコンテンツに対して継続的に対応している」と早々に対処した。
振り返れば所属事務所BIGHIT MUSICは、BTSメンバーの熱愛説が浮上するたびに、いち早く否定して疑惑を払拭してきた。だからこそ、Vとジェニーの熱愛説にだけ頑なに沈黙を続けることに、異常性を感じてしまうのだ。理由が見えないからだ。
BIGHIT MUSICは、Vとジェニーの1回目の熱愛説が提起されたとき、沈黙で押し切った。ただ今回も同じ対応で過ごせるだろうか。
「否定しないということが何よりの事実の証拠」という声もあるだけに、明確な立場を発表してもらいたいところだが、はたして。
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