ラインナップを聞いただけで胸が熱くなる。少女時代、BLACKPINK、TWICE。真の“K-POPクイーン”がステージに帰ってくる。
猛暑の夏、K-POP界に吹くガールズグループ薫風のなかで、8月にカムバックするレジェンドガールズグループがK-POPの綱紀をつかみ、ガールズアイドルブームの熱気を最高潮に引き上げるものと、業界の期待が高まっている。
過去に類を見ない“看板ガールズグループ大戦”が実現したK-POP界。韓国の“3大事務所”と呼ばれるSMエンターテインメント、JYPエンターテインメント、YGエンターテインメントの代表的ガールズグループのカムバックに、早くも関心が集中している。
SMエンタを代表するガールズグループ少女時代は、デビュー15周年を記念して“完全体”でカムバックする。
去る2017年8月にリリースした6thフルアルバム『Holiday Night』以降、テヨン、ユナ、ユリ、ヒョヨン、サニー以外のメンバーであるスヨン、ティファニー、ソヒョンはSMエンタを離れ、それぞれ新しい事務所に入った。そして、各自がソロ活動やユニット活動を展開してきた。
そんな少女時代が5年ぶりに8人全員でカムバックするだけに、全世界の関心が高まっている状況だ。アルバム公開を控えた少女時代は、JTBCの冠バラエティ番組『ソシタムタム』(原題)に続き、多様なテレビ出演を予告している。
2007年8月、シングル『Into the New World』でデビューした少女時代は、第2世代K-POPアイドルを代表するガールズグループとして挙げられる。
デビュー曲『Into the New World』にはじまり、『Girls' Generation』『Kissing You』『GEE』『Genie』『Hoot』『Run Devil Run』『The Boys』『Oh!』『I Got a Boy』『Mr.Mr.』『PARTY』『LION HEART』など、新曲をリリースするごとに大きな愛を受けてきた。
SMエンタは今回のアルバムリリースに際し、「8人のメンバーがともにする完全体アルバムなだけに、その意味はさらに大きい」と伝えている。
第3世代を代表するガールズグループのBLACKPINKとTWICEも、8月に戻ってくる。
YGエンタを代表するアーティストであり、熱狂的なグローバル人気を謳歌しているBLACKPINKは、実に2年ぶりのカムバックとなる。
その間、ジェニーに続きロゼやリサなど、各メンバーがソロ曲で音楽活動を続けてきたが、完全体での活動は久しぶりだ。
BLACKPINKは2016年のデビュー以降、『DDU-DU DDU-DU』『Kill This Love』などのヒット曲をリリースし、名実ともにK-POPの看板ガールズグループとして位置づけられてきた。
韓国国内のアイドルグループでは、ボーイズグループBTS(防弾少年団)とともに、K-POP市場をけん引する“二大山脈”に挙げられる。
1stフルアルバムで140万枚以上を売り上げ、K-POPガールズグループ初のミリオンセラーを打ち立てたBLACKPINKは、米ビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」、英オフィシャルチャートでともに2位を記録するなど大きな反響を呼んだ。
BLACKPINKのYouTubeチャンネル登録者数は7500万人を超え、全世界の男女アーティストのなかで1位だ。圧倒的なグローバルファンダムを誇るグループなだけに、彼女らが再び新記録を樹立し、世界の音楽市場で自分たちの存在感を強固にするのか、関心が集中している。
メンバー9人全員がJYPエンタと再契約したTWICEも、8月のカムバックを通じてグループ活動の第2幕を開く。
TWICEは来る8月26日13時(米国東部時間基準0時)、11thミニアルバム『BETWEEN 1&2』をリリースする。
今回のカムバックは、昨年11月の3rdフルアルバム『Formula of Love: O+T=<3』以来約9カ月ぶり。当時、TWICEは同作で「ビルボード200」3位に入り、2位を記録したBLACKPINKに次いでK-POPガールズグループ史上2番目に高い順位に上がった。
また、ビルボードの「アーティスト100」でも10位にチャートインし、強力なグローバル人気を証明した。
最近ではメンバーのナヨンがTWICE初のソロデビューを果たし、1stミニアルバム『IM NAYEON』で「ビルボード200」7位に上がるなど、歴代K-POPソロアーティストのなかでも特に高い成績を収めただけに、その勢いは今回のアルバムにも続くものとみられる。
2015年のデビュー以来、日韓でアルバム累計販売枚数1000万枚突破、海外アーティスト史上デビュー後最短期間での東京ドームライブ開催、全世界のガールズグループで最多となる20本の再生回数1億回以上のミュージックビデオ保有、K-POPガールズグループ初の北米でのスタジアム公演など、数々の新記録を樹立してきたTWICE。
JYPエンタとの再契約後、新しい出発を控えたTWICEのグローバルな飛躍に、多くの関心が集まっている。
「K-POPグローバル化」の先鋒を率いた3組のガールズグループが、順番にカムバックを予告した。3大事務所それぞれを代表する彼女らは、K-POPの綱紀を再び強く引き締める予定だ。
とあるK-POP界の関係者は、「過去にはガールズグループがボーイズグループより生命力が短く、輸入の比重も小さいという視線があったが、最近ではガールズグループ熱風もあり、このように高い評価をたくさん受けている。特に、デビューと同時に積極的に北米、欧州市場を狙うことで、海外のファンダムが巨大化し、音盤販売、公演収益などが大きなパイを占めている」と分析していた。
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