麻薬類投薬で韓国から強制追放され、数年後に入国し、再び麻薬に手を出した容疑を受けているタレントのエイミー(本名イ・ユンジ)が、1審に続いて控訴審でも容疑を否認した。
7月20日、ソウル高等裁判所・春川(チュンチョン)裁判部刑事1部(ファン・スンテ部長判事)の審理で開かれた麻薬類管理法違反事件の控訴審初公判で、エイミー側は「強要されて麻薬類を売買・投薬・授受した」という1審の主張を繰り返した。
またエイミー側は懲役3年を宣告した原審の刑が重く、不当だと主張した。
一方で検察側は、「合成大麻を扱う場合、法定刑が懲役5年以上だが、1審で事件が併合される過程で錯誤があった」とし、刑が軽いため控訴したと明らかにした。
1審を引き受けた春川地方裁判所ウォンジュ支院は、エイミーに対して懲役3年、共犯のオ氏に対しては懲役3年6カ月を宣告した。
なおエイミーは2008年に放送されたケーブルチャンネルOliveの『悪女日記』シーズン3に出演し、可愛くすっきりとしたイメージで人気を集めた。彼女が運営していたショッピングモールも大きく成功した。
しかし2012年にプロポフォール投薬で摘発され、懲役8カ月、執行猶予2年の刑を言い渡された。その後の2014年にはゾルピデム投薬で罰金刑に。両親は韓国人だが、アメリカ生まれで市民権者であったエイミーは、アメリカに強制出国となった。
それから数年が過ぎた2021年1月、久しぶりに韓国に入国。しかし同年4月末から8月末まで6回にわたってピロポンを投薬した容疑で検挙され、同年9月には検察に拘束送致された。
■強制追放され今年1月に帰ってきたエイミー、再び麻薬使用容疑で逮捕
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