人気の浮き沈みが激しい芸能界。それは韓国も例外ではなく、トップスターの位置を維持するのは大変だ。ちょっとした慢心や驕り、スキャンダルでその地位は一瞬できえさられてしまう。
それだけに気になるのはかつて人気だった“あの人”たちのその後だ。シリーズでお届けしている「韓流スターあの人は今」。今回は薬物スキャンダルで世間を騒がせた人気女優のその後を紹介する。
かつて韓国でエイミーという芸名で活動した女性タレントのことをご存じだろうか。
両親は韓国人だが、アメリカ生まれのエイミーは、韓国系アメリカ人タレントとして活動し、2008年の『悪女日記』では可愛らしい容姿と明朗な性格で人気を集めた。
だが、可愛らしい容姿とは対照的にトラブルメーカーでもあった。
放送途中に休業を挟んだと思えば、整形失敗した姿を見せて視聴者を驚かせたこともある。なんと手術の失敗によって、鼻の皮膚が壊死して、2カ月で5回の再手術するハメになったとこも告白している。
そして、その手術の失敗は彼女から多くを奪うことになる。
2012年、プロポフォールの服薬容疑が掛けられて懲役8カ月・執行猶予2年を言い渡されたのだ。
また、2013年にはソウル西部保護観察所で知り合った人物から向精神性医薬品ゾルピデム85錠を貰い、15錠を服用した疑いで不拘束起訴され、罰金500万ウォン(約50万円)、追徴金1万8060ウォン(約1900円)だけではなく、韓国から強制出国処分を受けた。
2015年12月に韓国を出国してアメリカに戻ったあとも、2016年3月には暴行事件を起こし、2017年6月には自殺未遂騒ぎが発覚。
2017年10月には弟の結婚式のために2年ぶりに韓国に帰国することもあったが、その体形の変化が大きく取り上げられ、ここ数年は自身の体形の変化をインスタグラムなどで自虐的に紹介したりもしていた。
2019年4月には、そのインスタグラムでとある芸能人のプロポフォール使用を暴露。「私のソウルメイトのような存在の方で、プロポフォールやソルピデムも一緒に投薬しました」と明かして韓国芸能界を騒然とさせた。
そして最近は、薬物を使用して倒れたまま発見された歌手フィソンについても言及。現在は中国にいるというエイミーは韓国メディアとの取材にも応じている。
韓国から追放されても、今なお話題や騒動に事欠かないエイミー。彼女が韓国で芸能活動を再開できる日は、いつになるだろうか。
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