結婚を匂わせて中絶を強要したと元恋人に主張された韓国人気俳優が9カ月ぶりに復帰、釈明はなし?

2022年07月11日 話題

『海街チャチャチャ』や『スタートアップ:夢の扉』で知られる俳優キム・ソンホが帰ってきた。

【写真】「女子高生?」キム・ソンホの“可愛すぎるピース”

キム・ソンホは去る7月9日、ソウル鍾路(ジョンロ)区のアートワンシアター2館で上演された演劇『演劇熱戦9 TOUCHING the VOID』を通じて、復帰を知らせた。元恋人の暴露で浮上した私生活議論から約9カ月ぶりだ。

7月8日に開幕した『TOUCHING the VOID』は、1985年にペルーアンデス山脈シウラ・グランデの西の氷壁をアルパイン・スタイルで登頂した英国人山岳家ジョー・シンプソンとサイモン・イェーツの生存実話を元にした作品だ。

キム・ソンホは俳優シン・ソンミン、イ・フィジョンと共に、遭難した山岳人ジョー役にトリプルキャスティングされた。来る8月15日まで計17回、ステージに立つ予定だ。

『TOUCHING the VOID』のチケット前売りは2次まで開かれ、彼が出演する回のチケットはすべて完売した。人気俳優となった矢先の暴露で空白期を持ったが、変わらないファンの支持とキム・ソンホのチケットパワーを実感させた。

『TOUCHING the VOID』ポスター​​​​​

キム・ソンホの最初の公演は、ファンの待ち時間に応えるに十分だったと伝えられた。ドラマ出演を始める前に、“大学路(芸術の街)のアイドル”だった彼は、久しぶりの舞台でも錆びない演技を繰り広げて拍手を引き出したという。

このまま復帰で問題ない?

先立ってキム・ソンホは2021年11月、元恋人に結婚を匂わせて中絶を強要したという議論に巻き込まれた。

その余波でKBS2のバラエティ番組『1泊2日』から下車となり、映画『ドッグデイズ』『2時のデート』(原題)のキャスティングも白紙となった。彼の謝罪と元恋人の解明で事件は一段落したが、世論が二分される雰囲気だった。

その後、キム・ソンホは暫定的に活動を中断し、次期作である映画『悲しい熱帯』(原題)に集中した。彼が表に出られない時期も、ファンの結束力はすごかった。これは去る4月18日の帰国現場で確認できた。

タイで行われた『悲しい熱帯』の撮影を終えて韓国に戻ってきたキム・ソンホは同日、仁川国際空港で数人の取材陣やファンと向き合った。当時、特別なコメントをすることなく空港を後にしたにもかかわらず、彼の着用していた服装まで言及され、高い話題性を実感させた。

キム・ソンホ

ただし、今も彼の復帰を肯定的に見る視線だけが存在するわけではない。また、復帰する過程で先行しなければならなかった取り組みが、一部省略されたという意見も出ている。キム・ソンホを支えてくれるファンも重要だが、自ら一連の事態について大衆への理解をうながす必要があったのではないかという主張だ。

とある芸能界の広報関係者は7月11日、本紙『スポーツソウル』に「私的な問題であるため復帰するかどうかは本人が判断し、その判断に対する評価は大衆が下すことになるだろう。飲酒運転や性犯罪でもないし、この問題で起訴されたわけでもないからだ。それでも残念な部分もある。慎重だからかもしれないが、ファンの後ろに隠れているようだ」と述べた。

また別のマネジメント関係者は、「今後の活動に支障はないだろうと見ているが、所属事務所や俳優の対処の側面が惜しい。やましいところがないのであれば、物議を醸した点について演劇開始前に記者会見やプレスコールを開いて解消すれば良かったのではないかと思う。意図したことではないとしても、私生活が露出された以上、ごまかすように処理してはならなかった。本人が直接出るタイミングではないだろうか」と指摘した。

いずれにしても復帰への第一歩を踏み出したキム・ソンホ。人気俳優が以前の輝きを取り戻せるのか、注目したい。

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