カンヌ最高賞の『パラサイト』が観客動員1000万人突破。「芸術性」と「大衆性」の両立へ

2019年07月22日 映画 #韓国映画

ポン・ジュノ監督の新作映画『パラサイト』(原題:寄生虫)が、観客動員数1000万人を突破した。

映画振興委員会の統合システムによると、7月21日までの観客動員数は1000万270人という。5月30日の公開から53日ぶりに、韓国映画史上26番目の1000万人突破となった。

5月に開催された第72回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で最高賞のパルムドールを受賞し、韓国映画に新たな歴史を刻んだ『パラサイト』。

国際的に好評されても興行には失敗する作品も少なくない中、韓国公開後16日間ボックスオフィス1位を記録するなど、芸術性と人気の両方を獲得。「映画祭の受賞作はつまらない」という人々の偏見を打ち破る作品となった。

カンヌ最高賞のポン・ジュノ監督が語る、クリエイターとしての姿勢とは【インタビュー】

(写真提供=CJエンターテインメント)

韓国だけでなく、海外での興行も順調だ。

世界202カ国に版権が販売され韓国映画の国際競争力を高めただけでなく、フランスでは公開から2週間で60万人を動員し、韓国映画として歴代最高の記録を更新、ベトナムでも公開から11日で歴代韓国映画の1位を記録している。

9~12月中にはヨーロッパ各国で公開、イギリスと南アメリカでは来年の公開予定だ。

『パラサイト』が芸術性と大衆性を兼ね備えた作品として世界を魅了したのは、社会通念を破ると同時に虚を衝く奇想で観客の心を捉えたからという評価が多い。

主演俳優ソン・ガンホは「ここまで支持されたのは、韓国映画に対する誇りと愛情を示してくれた結果のようだ。とても光栄だ」と述べている。

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