韓国で“最も美しい60代”と呼ばれるタレントのソ・ジョンヒが、乳がんで闘病中の近況を伝えた。
6月10日、ソ・ジョンヒは自身のSNSに長文を掲載した。
彼女は「6月8日に抗がん3回目をした。9日には白血球が落ちない注射も打った。ひどい嘔吐と痛みはあるが、外食もした。かつらもかぶって、とてもいい」と述べた。
続けて「以前は“できる、勝ち抜こう”と力を出したが、60歳を超えると“駄目なんだ”と思った。目の前の結果に対してあきらめながら、人生を終える方向に考えが傾いたりする」とし、「私の体は心の苦痛を代弁しているようだ。結婚生活の最後の頃に帯状疱疹を3回も患って子宮摘出、乳がん腫瘍手術、再び離婚してから7年後の乳がんまで、私の人生が体で語られている」と話した。
それでも「最近はパターンが大きく変わった」とソ・ジョンヒは前を向いた。
彼女は「最近は、数多くの痛みを乗り越えた人々の慰労と激励、愛のコメントを見ながら、毎日泣きながら祈っている。こんなに愛されていることに、とても感謝する。大変な方々と痛みを分け合えるという考えも浮かんだ。そんな心に火がついたように、起き上がえり始めた」と力強く語った。
1962年12月14日生まれのソ・ジョンヒは、今年60歳。数え年では61歳になるだけに、韓国では“最も美しい60代”と呼ばれている。今年4月中旬、乳がんの手術を受けたとのニュースが伝わり、大きな衝撃を与えた。
所属事務所の関係者は「ソ・ジョンヒが乳がん手術をきちんと受け、退院後は娘ソ・ドンジュの極度なまでの保護のもとで療養中」とし、「今は早く健康を回復中だ」と話した。
なおソ・ジョンヒは1982年にコメディアンのソ・セウォンと結婚し、32年が過ぎた2015年に離婚した。2人の間には1男1女がいる。
■【写真】“60代で最も美しい女性”とされるソ・ジョンヒに絶賛の声
前へ
次へ