歌手のソンミが、幼少期の“憧れの存在”ジェジュンと対面し、“成功したオタク”になった。
9月4日、ジェジュンがMCを務めるYouTubeチャンネル「ジェチング」にはソンミがゲスト出演した。
映像でソンミは、ジェジュンに会うため「ジェチング・ビレッジ」を訪問。東方神起のファンだったことが知られるソンミは、ジェジュンのエスコートにどうしていいか分からず戸惑った。
彼の隣に座ることになったソンミは小さな歩幅で近づき、目も合わせられないほど恥ずかしがる姿を見せた。勇気を出して顔を見つめると、声すら出せないほど感激している様子に注目が集まった。ジェジュンは「出演者148人の中でこんな人は初めて。“成功したオタク”という表現がぴったり」と語った。
胸をときめかせながらソンミは「いつになったらちゃんと顔を見られるんだろう」とし、「私がファンだったことをご存じでしたか?今日はたくさん思い出話をしていきたい」と語った。また「小学校4年生のときに東方神起がデビューしたんですが、子供の頃と全然変わらない」と話しつつも、タメ口で話さなければならない番組形式に「どうして私のアイドルにタメ口を?」と笑いながら涙ぐんだ。
ソンミは東方神起の有名なタイトル曲ではなくアルバム収録曲を“最愛曲”として挙げ、ジェジュンとデュエットを披露。さらに彼の“ハーフアップの髪型”について「黒歴史はあれ一つじゃないと思う」と冗談を言った。するとジェジュンは「当時、僕たちは特別でありたかった。ライバルのSS501が典型的な美男子グループだったので、僕たちは音楽もビジュアルも強烈でなければならないと考えた。僕たちの意見が反映されたんだ」と説明した。
ソンミは「最近もユーチューブのアルゴリズムで東方神起の映像が出てきて、すごく懐かしくて胸が熱くなった。言葉にできない感動ってこういうことなんだと感じた。ジェジュンさんが白いノースリーブを着ていて、汗がまるで梅雨の雨のように流れていた。子供の頃はただ恥ずかしく見ていたけど、今は“どれほど大変だったんだろう”と考えて泣きそうになった」と明かした。
さらに、「私の記憶の中のジェジュンさんは、ずっとかっこよくてセクシーで、歌もうまい。こんな声は他にないし、ダンスまで上手い。東方神起やBoAを見て歌手を夢見るようになり、SMのオーディションも受けました」と告白した。実際ソンミはSMエンターテインメントの第9回のオーディションを受けた経験があり、ジェジュンとは“外見No.1”として選ばれたという共通点もあったという。
しかし、ソンミがデビューしたのはSMエンターテインメントではなくJYPエンターテインメントだった。「SMからデビューするかと思ったけど連絡がなく、その間にJYPから連絡が来ました。SMでキャスティングディレクターをされていた方がJYPに移籍して、私に声をかけてくれたんです」と舞台裏を明かした。これにジェジュンは「もしWonder Girlsでデビューしていなかったら、少女時代でデビューしていたかもしれないね」とコメントした。
(記事提供=OSEN)
◇ジェジュン プロフィール
1986年1月26日生まれ。歌手を夢見て2001年に単身でソウルにわたり、同年9月に開催されたSMエンターテインメントによるオーディション「第2回SMベスト選抜大会」でスタイルトップ部門1位を獲得。新聞配達や工事現場といった複数のアルバイトで生計を立てながら練習生としてレッスンに通った。2003年から2010年までを東方神起のメンバーとして過ごし、以降はJYJとして活動。2017年以降はソロ歌手として日韓で多方面に活動しており、L’Arc~en~CielのHYDEや城田優、Mattなど、日本の著名人とも親交が深い。2023年に芸能事務所iNKODEエンターテインメントを設立し、2024年10月にデビューした7人組ガールズグループSAY MY NAMEのプロデュースを務めている。
◇ソンミ プロフィール
1992年5月2日生まれ、本名イ・ソンミ。中学3年生だった2007年2月にガールズグループWonder Girlsのメンバーとしてデビュー。Wonder Girls は一世を風靡するが、ソンミは2010年1月に学業を理由に活動中断を発表。その後、2013年8月に『24 Hours』でソロデビューした。以降もソロ曲を発表し、2015年6月には5年半ぶりにグループにも復帰。2017年のグループ解散後は、ABYSSカンパニーに移籍し、ソロアーティストとして活躍している。“脚線美”と聞いて思い浮かべるアイドルの代表格との声も。
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