ウクライナ義勇軍に無断で参戦して議論を呼んだイ・グン元海軍特殊戦戦団(UDT)大尉が負傷で帰国してから1週間余りの5月25日、自身のSNSを通じてウクライナ現地での状況を公開した。
この間、自身を取り巻く様々な批判の世論を意識したように、「これまで私の悪口を懸命に吐いていたのか。生きていて申し訳ない」とし、同僚たちと撮った写真を上げ、缶の食料を手にした写真では「そうだ…。ポーランドのホテルの朝食と考えて食べよう」と皮肉った。
以前、イ・グンがウクライナで戦闘に参加せず、ポーランドのホテルで動画撮影をしているとの“目撃談”があったことを逆手に取った発言と見られる。
去る3月、ウクライナ国際義勇軍として参戦するという文章を残し、ウクライナに出国したイ・グンは、約2カ月となる5月19日にウクライナ南部で交戦中に負傷して帰国した。
彼が運営中のYouTubeチャンネル「ロクシル」側は去る5月22日、「イ・グン大尉の主治医は、負傷は深刻ではないが、集中治療と数カ月間のリハビリ治療が必要だと話した」とし、MRI(核磁気共鳴画像法)検査をしているイ・グンの姿を公開した。
ロクシル側は「イ・グン大尉は休暇を取って、韓国で追加治療を受ける予定だ。イ・グン大尉は負傷を回復した後、韓国政府の許可の下でウクライナに戻ることを希望している」と立場を明らかにした。
ただ彼の意志通り、再びウクライナへと出国できる可能性は低い。体が回復すれば、先に警察の調査を受けなければならないからだ。韓国外交部は旅行禁止国として規定したウクライナに無断出国したイ・グンらを旅券法違反で告発している。
旅行警報・第4段階が発令されたウクライナに政府の許可なく訪問・滞在し、旅券法に違反した場合、1年以下の懲役刑または1000万ウォン(約100万円)以下の罰金刑に処せられる。
すでに一度、韓国政府の許可なしにウクライナに無断入国したイ・グンに、入国許可が下りる可能性は極めて低い。再び無断で出国した場合、悪化した世論も大きな負担になると見られる。
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