宮脇咲良の所属するLE SSERAFIMやIVEにNMIXX…新ガールズグループの“競争”でK-POPが笑う理由

2022年05月11日 K-POP #IVE #LE SSERAFIM

第一歩を踏み出した新ガールズグループによる“善意の競争”が、K-POP界をさらに豊かにしている。

【写真】宮脇咲良「この時の自分が一番カワイイ」

最近、歴代ガールズグループのデビューアルバム初動販売量の記録が相次いで塗り替えており、業界の注目を集めている。K-POP界ではアルバム発売後の1週間の販売量(初動販売量)を人気の指標とするが、デビューしたばかりの第4世代ガールズグループが数カ月間隔でお互いの記録を更新しながら競争を繰り広げている。

昨年末にデビューしたIVE(アイヴ)が歴代ガールズグループのデビューアルバム初動記録を更新した後、Kep1er(ケプラー)、NMIXX(エンミックス)、LE SSERAFIM(ル セラフィム)が次々と記録を更新し、興味深い競争体制を構築している。

現在の歴代1位、LE SSERAFIM

(写真提供=SOURCE MUSIC)LE SSERAFIM

昨年12月にIVEがデビューアルバム『ELEVEN』で初動15万枚を記録し、歴代1位に上がった。すると今年1月、Kep1erがデビューミニアルバム『FIRST IMPACT』で初動20万枚を記録し、1カ月で記録を塗り替えた。続く2月、今度はNMIXXのデビューシングル『AD MARE』が初動22万枚で再び記録を更新。そして5月2日にデビューしたLE SSERAFIMがデビューミニアルバム『FEARLESS』で、もう一度記録を更新した。

BTS(防弾少年団)の所属事務所であるHYBEが初めてローンチしたガールズグループであるLE SSERAFIM(キム・チェウォン、宮脇咲良、ホ・ユンジン、カズハ、キム・ガラム、ホン・ウンチェ)は、5月8日までで累計30万枚以上を販売し、NMIXXの記録を抜いて歴代1位となった。

これでLE SSERAFIMは、歴代ガールズグループのデビューアルバム初動1位という記録と共に、歴代ガールズグループの初動販売量で第9位となった。それだけでなく、去る5月2日の発売初日に17万枚が売れ、歴代ガールズグループのデビューアルバム初日最多販売量で新記録を作った。

LE SSERAFIMは、これまでボーイズグループだけを披露してきたHYBEが、傘下レーベルSOURCE MUSICを通じて初めてローンチしたガールズグループだ。HYBEパン・シヒョク議長がLE SSERAFIMのデビューアルバムの総括プロデュースを引き受け、話題を集めた。

タイトル曲『FEARLESS』は、世界最大の音源プラットフォームSpotifyにおいて、歴代ガールズグループのデビュー曲のなかで最短期間「グローバルトップ200」チャートインを記録した。ミュージックビデオは公開19時間で再生回数1000万回を突破しながら、今年デビューした新ガールズグループのミュージックビデオのなかで最短期間での1000万回突破となった。

流れを変えたIVE

(写真=STARSHIPエンターテインメント)IVE

IVE(ユジン、ガウル、レイ、ウォニョン、リズ、イソ)は昨年12月にデビューし、デビューから7日で音楽番組1位に。その後も勢いが止まらず、デビューアルバムで音楽番組13冠を達成し、年末年始のK-POP界を熱く盛り上げるなど、デビューに成功した。

プロジェクトグループIZ*ONE出身のアン・ユジンとチャン・ウォニョンが所属するグループという点で、早くから話題を集め、さらに大衆性まで手に入れたことで、第4世代を代表するガールズグループとして定着した。その勢いのまま、4月に2枚目のアルバム『LOVE DIVE』を発表し、音楽番組7冠を記録するなどしている。

(写真提供=JYPエンターテインメント)NMIXX

TWICEやITZYなどをローンチし、「ガールズグループの名家」と呼ばれるJYPエンターテインメントが披露した7人組ガールズグループNMIXX(リリー、ヘウォン、ソリュン、ジニー、ベイ、ジウ、ギュジン)も、成功といえる第一歩を踏み出した。

メンバーもグループ名もベールに包まれたまま販売した「ブラインドパッケージ」でさえ、注文販売量6万枚を突破し、いち早く注目を浴びたNMIXXは、今年2月に発表したデビューアルバム『AD MARE』で初動22万枚を記録した。デビューシングルのタイトル曲『O.O』を通じて、メンバーたちの華やかなビジュアルだけでなく、しっかりとしたライブの実力まで証明し、次をさらに期待させた。

(写真=WAKEONE、SWINGエンターテインメント)Kep1er

昨年10月、Mnetのグローバルオーディション番組『Girls Planet 999:少女祭典』を通じて選ばれた9人組プロジェクトガールズグループ、Kep1er(キム・チェヒョン、ヒュニン・バヒエ、チェ・ユジン、キム・ダヨン、ソ・ヨンウン、カン・イェソ、江崎ひかる、坂本ましろ、シェン・シャオティン)も、オーディション番組で誕生したグループらしく、スタートから多くの関心を受けた。デビュー初日にアルバム15万枚を売り切ったことからも、それが伝わってくる。

また、デビュー曲『WA DA DA』は、韓国ガールズグループのデビュー曲のなかで歴代最短期間に日本レコード協会からストリーミング部門「ゴールド」作品に認定されるなど、海外K-POPファンの反応も熱い。

「BLACKPINKに続くグループを」

HYBEは年内に傘下レーベルADORから、SMエンターテインメント出身のミン・ヒジン元HYBE CBOが企画を担当したガールズグループも披露する。またENHYPENを誕生させたオーディション番組『I-LAND』のシーズン2を、ガールズグループオーディションとして進める。

YGエンターテインメントも、別の新ガールズグループのローンチを準備中だ。2021年を騒がせたSMエンターテインメントのガールズグループaespa(エスパ)も今年カムバックすると見られ、K-POPガールズグループの競争は、さらに熱くなる見通しだ。

とあるK-POP関係者は、「大型芸能事務所で徹底した管理と計画のもと、ビジュアルと実力を兼ね備えた、まさに誕生から別格の新ガールズグループが次々と生まれている。彼女たちには、デビュー前からファンを確保し、デビューと同時に韓国国内はもちろん、グローバル音源チャートまで席巻する“完成型グループ”を目指しているという共通点がある」と説明した。

続けて「この勢いでBLACKPINKに続く、“ミリオンセラー・ガールズグループ”が登場するか、期待している」と話した。

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