飲酒運転&警察官への暴行容疑…韓国国会議員の“ドラ息子”ラッパーに懲役1年の実刑判決

2022年04月09日 話題

警察の飲酒測定に応じず、警察官を暴行した容疑で起訴されたラッパーのノエル(21歳、本名チャン・ヨンジュン)が1審で懲役1年の実刑を宣告された。

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ソウル中央地裁・刑事4単独(シン・ヒョクチェ部長判事)は4月8日、道路交通法違反(無免許運転)などの疑いで起訴されたノエルに懲役1年の実刑を宣告した。

裁判部は、「被告人は飲酒運転で懲役刑の執行猶予を宣告されたが自重せず、飲酒測定を拒否し、今秋の事件を起こしており、罪質が重い」とし、「実刑宣告が避けられない」と指摘した。

ただ裁判部は「一部の犯行について自身の過ちを反省し、令状実質審査をあきらめて被害を回復するために努力するなど、有利な正常を参酌して量刑を定めた」と説明した。

大統領当選者の秘書室長であるチャン・ジェウォン国会議員の息子であるノエルは、2021年9月18日22時30分頃、ソウル瑞草区の交差点で乗用車を運転し、他の車と接触事故を起こした。彼は現場に出動した警察官の飲酒測定に応じず、警察官に頭突きをするなど暴行した容疑で現行犯逮捕された。

ノエル

彼は2019年にもソウル麻浦区で酒を飲んで車を運転し、バイクと衝突した容疑で起訴され、2020年6月に懲役1年6カ月、執行猶予2年が確定した。

検察はノエルを道路交通法上の無免許運転、公務執行妨害、傷害などの疑いで拘束起訴した。また執行猶予期間に再犯した点を考慮して、結審公判で懲役3年を求刑した。ノエル側は無免許運転などは認めたが、警察官への暴行容疑は否定した。

裁判所はノエルの容疑の大部分を有罪と認め、警察官に対する傷害の疑いだけを無罪と判断した。裁判所は「被害者の傷害が軽微で自然治療されたようだ」と、一部無罪の趣旨を説明した。

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