ドラマ『愛の不時着』で始まり、現実では“愛の無事着”となった俳優ヒョンビンとソン・イェジンが、ついに夫婦となった。ドラマでは描かれなかった“第17話”がハッピーエンドとなったわけだ。
先立ってヒョンビンとソン・イェジンは、2018年に公開された映画『ザ・ネゴシエーション』で初めて共演して縁が始まった。2人は当時、1982年生まれの同い年として親交を深めた姿を見せた。映画でロマンスが演じられなかったことが惜しまれ、ファンもやはり2人がロマンス作品で再開することを期待した。
そんなファンの念願が、ドラマ『愛の不時着』で実現した。その間、2人はアメリカのマートで目撃されるなど、何度も熱愛説に包まれたが、仲の良い関係と一線を引いた。しかし2021年1月1日、4回目の熱愛説が浮上し、恋人関係であることを公式に認めた。
グローバルトップスターであるだけに、国内外のファンから多くのお祝いと応援を受けた2人。2年余りの交際を続けた2人は今年2月、各自のSNSなどを通じて結婚を公式に発表してオンラインを熱くした。
当時、ソン・イェジンは「私の残りの人生をずっと共にする人ができました。皆さんが考える、その人で合っています。彼は一緒にいるだけでも温かく、頼れる人」とし、「自然にここまで来ることになりました。私たちの縁を運命にしてくれた、私たちを取り巻くすべてに感謝します。私たちが一緒に作っていく未来を祝福してください」と、直筆手紙を残した。
ヒョンビンもまた、「いつも私を笑わせてくれる彼女と約束した。これからの日々を一緒に歩いていくことを」とし、「作品の中の“ジョンヒョクとセリ”が、一緒にその第一歩を踏み出そうとする。これまで送ってくれた温かくて愛情のこもった視線で、私たち2人の第一歩を喜んで応援してくださると思う」と、手紙でファンに結婚ニュースを伝えた。
以降、2人の結婚式がいつ、どこで行われるのかが、国内だけでなく海外メディアでも注目を集めた。しかし所属事務所側も明確な回答はしなかった。
そして2022年3月31日、ついに夫婦になったヒョンビンとソン・イェジン。彼らの結婚式は、ソウル広津(クァンジン)区に位置する「グランドウォーカーヒル・ソウル」のエストンハウスで16時から開かれた。
“鉄壁のセキュリティ”のなかで行われた結婚式には、授賞式を彷彿とさせるゲストが招待され、注目を集めた。特にソン・イェジンとヒョンビンの結婚式は、両家の親と知人だけを招待して非公開で進行されたが、数多くのトップスターの間で、司会はパク・キョンリムが引き受け、祝歌はキム・ボムス、ポール・キム、Gummyが歌ったと伝えられた。
特にGummyは、2人が出演したドラマ『愛の不時着』のOSTであるIUの『Give You My Heart』を歌ったそうだ。
オンラインコミュニティでは2人の結婚式の短い映像が見られたが、映像のなかでも『愛の不時着』OSTが流れる姿が捉えられた。ドラマを通じて恋人に発展して結ばれた縁だけに、結婚式場の雰囲気もドラマティックに演出されたようだ。
また2人の交際のきっかけとなった『愛の不時着』側も同日午後、tvNドラマ公式インスタグラムに「セリさん、ジョンヒョクさん!長くは話しません!お幸せに!」というメッセージと、『愛の不時着』のビハインドスチール写真を公開してファンの熱い反応を集めた。
それだけでなく、とあるオンラインコミュニティには結婚式の現場写真とともに、ウェディングコースメニューまで公開された。現場写真のなかの2人は結婚指輪をつけて幸せな笑顔を作っており、まるでおとぎ話のようなツーショットがときめきを抱かせた。
(記事提供=OSEN)
◇ヒョンビン プロフィール
1982年9月25日生まれ。本名キム・テピョン。2003年にドラマ『ボディガード』でデビューし、2005年の『私の名前はキム・サムスン』で大ブレイク。その後もドラマ『シークレット・ガーデン』『ジキルとハイドに恋した私』『アルハンブラ宮殿の思い出』、映画『コンフィデンシャル/共助』『ザ・ネゴシエーション』など、ジャンルを問わない多彩な作品で説得力のある演技を披露した。2019年に韓国で放送された主演ドラマ『愛の不時着』がNetflixで配信されると、日本をはじめとした世界各国で大ブームに。
◇ソン・イェジン プロフィール
1982年1月11日生まれ。化粧品のCMモデルとして1999年にデビュー。2001年のドラマ『おいしいプロポーズ』の主演に抜擢され、以降はドラマ『夏の香り』、映画『ラブストーリー』など数多くの作品に出演。日本では、映画『私の頭の中の消しゴム』で知名度を上げた。2020年、ヒョンビンと共演したドラマ『愛の不時着』で好演。2021年1月にヒョンビンとの交際を認め、2022年2月に結婚することを発表した。
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