BTSとARMYが作る「成熟したファン文化」…ファンミ騒動も“成長痛”にすぎない

2019年06月18日 K-POP #BTS
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BTSのファンミーティング騒動は、成熟したファン文化に向かう“成長痛”だ。

BTSは6月15~16日まで釜山(プサン)アシアード補助競技場で、5回目の公式グローバルファンミーティング「BTS 5TH MUSTER [MAGIC SHOP]」を開催した。

2日間のファンミーティングには、全世界から4万4000人のARMY(BTSファンの名称)が殺到して熱い人気を実感させた。

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ただ一部の観客が入場できず、主催者側に抗議する騒動が起きたりもした。

譲渡されたチケットで入場しようとしたり、本人確認ができなかったりした一部のファンが入場を拒否されたのだ。子供の代わりにチケットを予約した親は「家族がチケットを購入して入場するときに書類まで提示したが、主催者側に入場を阻止された」と主張しながら、残念な気持ちを吐露した。

Big Hitエンターテインメントがチケット譲渡などを通じた転売を防ぐために、チケット購入者と入場者が同一人物であり、それを証明する身分証明書を提示しなければならないという原則を立てたからだ。

(写真提供=BigHitエンターテインメント)

そもそも今回のファンミーティングは公式ファンクラブARMY 5期のためのイベントで、大多数のチケットは「ファンクラブ抽選制」を通じて1人当たり1枚ずつ購入できるようにし、代理購入や譲渡を不可能にした。加えて、一般に販売された一部のチケットは、親など他人のIDでチケットを購入して家族関係証明書を提出しても、購入者と入場者が同一でなければ入場不可とした。これは事前に告知されたことであった。

Big Hitの関係者は「転売を防止するための措置だ。譲渡されたチケットや本人確認ができない場合、入場が不可能となる。指定前売り所、ファンカフェ、SNS、文章などを通じて事前に案内した。本人確認のための身分証明書のチェックを徹底した」と伝え、6月16日にも再度ファンカフェに詳細を知らせた。

またSNS上で、現場の管理要員のセクハラ騒動、警察連行などさまざまな噂が拡散されたが、実際にそれらは起きていないことも明らかになった。

徹底したBig Hitの措置に現場やインターネット上で、しばらく議論も巻き起こった。他の芸能事務所と比べても、あまりに厳しいルールに対する不満の声も出た。それでも成熟したファン文化の定着のための措置という点では、誰もが納得しているようだ。

現在BTSをはじめ、K-POPの人気アイドルたちは、コンサートやファンミーティングのたびに転売問題で頭を悩ませている。元の価格の数十倍でチケットが取引され、その利益は不法にチケットを確保したダフ屋など販売代理店(re-seller)のものとなる。何よりもその被害は、最終的にファンに向かうという点で大きな問題だ。

そのためBig Hitが今回のように原則を守る姿勢は、転売問題の根絶につながる良い方法といえ、ARMYも支持している。

(写真提供=BigHitエンターテインメント)

BTSが国際的なアーティストへと成長するほど、ARMYも正しいファン文化を見せて成長している。Big HitもBTSとともに、これまで韓国芸能界の慣行となっていた悪い文化を一つひとつ解決しているところだ。

BTSの釜山ファンミーティング騒動は、K-POPアイドルとファンが一度は苦しまなければならない一種の“成長痛”のようなものだった。もちろん一部からは残念という声も出ているが、多くの大衆が適切なファン文化を形成していく動きを応援している。その取り組みは、他のアーティストやファン層にも影響を与えると思われる。

ARMYの成熟したファン文化とは?

特にBTSの公式ファンクラブであるARMYは、「ファンは歌手の顔」という思いで、成熟したファン文化の定着のためにさまざまな努力をしてきている。

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