TWICE、2PM、NiziUなどの人気グループが所属するJYPエンターテインメントが、北米に現地法人「JYP USA」を設立した。
【写真】TWICE、“餅ゴリラ”に変身「おふざけ動画」が大人気
今回設立したJYP USAは、本格的な北米市場における活動展開とグローバル化を推進する計画の一環だ。
JYPは3月15日、「K-POP人気が広がっている北米を含むグローバル市場において、アーティストや事業全般における北アメリカ拠点の構築はもちろん、新たな戦略的進化を図り、JYP USAを設立した」とし、グローバル市場の拡大を本格化することを伝えた。
新設法人として発足するJYP USAは、北米市場での自社アーティストの本格的な展開を担う。
これに先立ち、JYPは2月11日、北米No.1レーベルのユニバーサルミュージックグループ傘下であるRepublic Recordsと、TWICEに続いてStray KidsとITZYを含めた戦略的協業拡大を発表した。
TWICEがRepublic Recordsと北米ツアーチケットを完売させるなど、大きな成功を生み出したため、今後はStray KidsとITZYも同様、それ以上の成果を挙げると期待されている。
これに対し、Republic Recordsの会長であるMonte Lipmanは、「JYP USAの設立は、パク・ジニョン(J.Y.Park)のビジョンとJYPの優れたマネジメント力の進化と見ている。これにより、K-POPのグローバル的な拡大はもちろん、TWICE、Stray Kids、ITZYのアメリカでの大きな成果に期待したい。JYPの北米市場への進出と積極的な展開に対し、両社ともにパートナーシップの拡大を通じて一緒に歩むことができ、非常に嬉しい」と述べている。
同時にJYP USAは今後、新グループXdinary HeroesとNMIXXの北米進出に関する基盤を固める予定だ。
また、北米を中心とした事業全般のグローバルポストとして、既存事業のグローバル拡大はもちろん、北米を基盤とした新事業モデルの開発と戦略的協業の拡大にも乗り出す。
JYPビジネスモデルのアメリカおよびグローバル拡大を図り、世界を股にかけるマルチバリューチェーンを構築、新たな勢力拡大の創出を目指すという。日本でNiziUが成功したように、北米現地アーティストの発掘と育成にも取り組む。
成功事例を示したJYPのローカライゼーション戦略であるGlobalization by Localizationを、アメリカにも適用させる方針だ。
韓国のエンターテイメント企業の中で最も早く本格的な北米進出を試みたJYPが、JYP USAの設立で挙げる成果に注目が集まっている。
前へ
次へ