RIIZEのカムバックに期待が高まっている。
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RIIZEは11月24日に新シングル『Fame』をリリースする。
彼らが今年5月に発表した1stフルアルバム『ODYSSEY』以来、約6カ月ぶりの新作であり、世界中のファンの関心が集中している。
今回のシングルは、グループ名の通り“成長と実現”を重ねてきたRIIZEの物語から一歩離れ、その裏側に焦点を当てている。激しい成長の過程でメンバーの内側に芽生えた感情、そしてそこから生まれた激情を、RIIZE独自のジャンル“エモーショナル・ポップ”として描き出した。
これまで明るく挑戦的なメッセージで愛されてきた『Get A Guitar』『Love 119』『Impossible』『Boom Boom Bass』『Fly Up』といった楽曲とは異なる方向性であり、RIIZEの新しい姿が予告されたことで期待が高まっている。
特にタイトル曲『Fame』は、RIIZEが初めて挑む“レイジ(Rage)スタイル”のHIPHOP。勢いよく突き進むような強烈なリズムに、生々しいエレキギターが加わったダイナミックなエネルギーが特徴だ。歌詞には、アーティストとしての理想や“名声よりも感情と愛を共有したい”というメッセージが込められている。
全3曲収録のシングルは、不安を受け入れる姿勢を描く『Something’s in the Water』から始まり、タイトル曲『Fame』へ続き、最後は“相手のためにすべてを捧げたい”という純粋な愛を歌った『Sticky Like』で締めくくられる。リスナーが“エモーショナル・ポップアーティスト”としてのRIIZEの内面に深く没入できる構成だ。
RIIZEはシングル全体のメッセージをタイトル曲『Fame』に込め、パフォーマンスでも立体的に表現する。カムバック前からSNSで公開されたボイスノートやテキストメモ、『pre-alize』コンテンツで見せたリスニングセッション、録音・振付練習など、努力を積み重ねる姿が公開され、完成版への期待をより高めている。
『Fame』のパフォーマンスはHIPHOPを基盤に制作され、緻密なリズム解釈にもとづく“余裕のある流れ”と“爆発的なパワー”が共存する構成。その中でも特に、アウトロで感情を一気に解き放つように畳みかけるダンスブレイクは、大きな見どころとなる。
RIIZEは11月24日17時からYES24ライブホールでショーケースを開催し、YouTubeとTikTok公式チャンネルでも生配信される。続く18時には全曲音源と『Fame』のミュージックビデオが公開され、新コンセプトとパフォーマンスで一段とアップデートされた存在感を見せると期待されている。
『Fame』のために緻密に準備された“ビジュアル表現”にも注目が集まっている。
シングルのコンセプトに合わせ、内面の感情を視覚化したティザー画像やトレーラー映像を公開。ロンドンの大邸宅を背景に撮影されたポートレートは、静寂の中に潜む緊張感を芸術的に切り取って好評を得た。
このポートレートを没入して鑑賞できる展示会と、こだわり抜かれたアルバム構成も話題だ。特に11月30日までイルミン美術館で開催されている展示会「Silence:Inside the Fame ー 静寂と波動」は、同館がK-POPアーティストと大規模コラボ展を行う初の試みで、注目を集めている。
さらにアルバム構成も、関連イメージを収めたフォトブック版のほか、展示図録のようなカタログ版、小さなギフトボックス風のチェンバー版、『Fame』MVのビジュアルを唯一収録したSMini版など、多彩な仕様で制作されており、音楽・パフォーマンス・ビジュアルすべての面で堪能できる内容となっている。
(記事提供=OSEN)
◇RIIZE プロフィール
SMエンターテインメント所属のボーイズグループ。メンバーはNCT出身のショウタロウ、ソンチャン、公開練習生SM ROOKIES出身のウンソク、非公開練習生のウォンビン、ソヒ、アントンの6人。SMエンターテインメントがNCT以来、7年ぶりに輩出するボーイズグループとしてデビュー前から注目を集めた。グループ名「RIIZE」には、「Rise」(成長する)と「Realize」(実現する)の2つの意味が込められている。2023年9月4日、シングル『Get A Guitar』でデビュー。2023年11月、スンハンが無期限活動中断となり、6人で活動することに。2024年10月11日、WIZARDプロダクションがスンハンのグループ活動復帰を発表したが、同月13日にスンハンの脱退が発表された。
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