絶賛公開中の映画『ブルー・バイユー』から、アリシア・ヴィキャンデルのインタビューが公開された。
【関連】ロンブー亮イベント登壇の様子「お土産買ってこかなと」
本作は、韓国で生まれ、わずか3歳で遠くアメリカに養子に出された青年アントニオ(演者ジャスティン・チョン)が、自身は知る由もない30年以上前の書類不備で国外追放命令を受ける。二度と戻れない危機に瀕するが、不器用な生き方しかできない男が愛する家族を守ろうと、ある決断を下すという物語だ。
この度解禁されたインタビュー映像では、ジャスティン・チョン監督が映画の題材や作品に込めた想いを話している。
「家族」という題材について、「家族とは自らの意思で選ぶもの、これがテーマだ。既に映画を鑑賞してるかもしれないが、アントニオからジェシーへの言葉を心に留めてほしい。“僕達は見た目も違うし血縁もない、それでも君を選んだ”つまり家族の絆ということにおいて血縁よりも、選択という行為がいかに強いのか、彼はそうやってジェシーを慰める。それは私から観客への問いでもあり、全編を通して投げかけている問題だ」と観客に向けてメッセージを送った。
さらに、「アイデンティティに悩みながら育ち、祖国だと思っていた国に追い出され、挙句の果てに自分は米国人ではないと宣告される。本当に想像すらつかない。心揺さぶられる出来事だ。私は今回、こうしてこの問題と出会い学び始めたわけだが、広く人々にも知ってもらうため映画を作ろうと思った」と、この作品を作ろうと思った理由を明かした。
映画館で本作を鑑賞した観客からはSNS上で、「今年度ベスト10に入る名作です。号泣!!」「はじめて映画館で嗚咽がでるほど泣いたかもしれない」「主人公が下す決断に激しく心を揺さぶられる。余りに泣きすぎてマスクがびしょ濡れになってしまった」「涙腺が決壊してマスクがぐずぐずになる。一言、傑作!」と感動の絶賛コメントが相次いでいる。
映画『ブルー・バイユー』はTOHOシネマズ シャンテほか大ヒット上映中。
■【話題】ロンブー亮も「泣きます」と『ブルー・バイユー』絶賛、著名人も続々コメント
前へ
次へ