いよいよ明日(2月11日)、日本公開を迎える映画『ブルー・バイユー』。本作は、2021年カンヌ国際映画祭に出品され、8分間におよぶスタンディングオベーションで喝采を浴びた、愛と感動の物語。
【関連】ロンブー亮イベント登壇の様子「お土産買ってこうかなと」
監督・脚本・主演を務めるのは、映画『トワイライト』シリーズで俳優として知られ、監督としても数々の賞を受賞している韓国系アメリカ人、ジャスティン・チョン。共演には、2015年『リリーのすべて』でアカデミー賞助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデルがキャスティングされている。
今回、2月3日のイベントに登壇したロンドンブーツ1号2号・田村亮からの応援コメント映像と、本作を一足早く鑑賞した著名人からのコメントが解禁となった。
コメント映像で田村亮は、「最後、あのズルいラストシーンです。あれは泣きます。」と見どころを紹介しつつ「これをきっかけに家族のことを絶対に考えちゃいます」と感想を述べ、最後に「ぜひ映画館で観てください」と映画をアピールし、コメントを締めくくった。
また、併せて映画評論家などから届いた「強く心を焼き付けられる秀作である」、「叙情的なエンターテイメントに昇華した傑作」、「ラストで堪えきれず、嗚咽!」、「ひたすら、泣いた」といった、本作を絶賛するコメントも到着した。
◇
家族という共同体のレーゾンデートル(存在意義)を問う物語。
司法制度の矛盾と過誤を社会問題として扱いながらも叙情的なエンターテイメントに昇華した傑作です!
―コトブキツカサ(映画パーソナリティ)
----------------------------
ジャスティン・チョンが監督・脚本・主演を一人で兼ね、見事な映像と編集で国際養子問題にひきこまれる。
幼き日のエマ・ワトソンの再来を思わせる子役シドニー・コウォルスケの名演。
国際養子の苦難の物語に、アリシア・ヴィキャンデルが劇中で歌う表題の名曲「ブルー・バイユー」が重なる。
―CDB(映画ライター)
----------------------------
ラストで堪えきれず、嗚咽!
主人公がこの不条理な世界に正面から体当たりしているように見えた。
あの決断とあの走りは愛で溢れている!
そして、エンドロールでは開いた口が塞がらず…
鑑賞後、目を腫らしたまま家族とご飯を食べたんですが、もっと大切にしなくちゃと思いました。
―ジャガモンド斉藤 (お笑い芸人)
----------------------------
涙で息ができない。感情の濁流に、心が呑み込まれていく。
本作が抉り出すのは、分断が進むこの世界の現状。いまなお、止まない。
―SYO(物書き)
----------------------------
これまで語られてこなかった物語に光を当てること。
残酷な社会システムに打ちのめされる個人を描くこと。
その二つの重要な使命に、ジャスティン・チョンは、愚直なほどまっすぐに挑んでいる。
―月永理絵(編集者、ライター)
----------------------------
どんなに真面目に生きていても、時に抗いようのない理不尽が人生には訪れる。
追い詰められれば、過ちだって犯してしまう。
救済はどこにあるのか。そもそも存在などするのか。
明確な答えを得られはしないが、一筋の光明をラストシーンに垣間見た。
―ミヤザキタケル(映画アドバイザー)
----------------------------
親密なカメラ、親密な瞳が世界から忘れ去られようとしている家族のやさしい顔を捉える。
気づいたら何度も心の中でこの作品のタイトルを唱えていた。
誰かに伝え忘れてしまった言葉を悼むように。ブルー・バイユー。
―宮代大嗣(maplecat-eve/映画批評)
■日向坂46のBTSカバーに韓国も注目「韓国でもブームが来るのでは?」
前へ
次へ