歌手のMCモンが、中国ネットユーザーの悪質コメントに対して心境を吐露した。
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MCモンは2月8日、インスタグラムに「あらゆる非難を浴びても、韓国で生まれ、その国で生まれただけで、音楽をすることができたことだけで、光栄であり、それが楽しみで生きている」とし、長文を載せた。
彼は「男性として私が大きな役割を果たせず、いつも申し訳なく、だからこそより善良な人になりたくて、より困難な状況に直面した大韓民国の助けになろうと努力する。非難は常に甘受する。当然だ」とし、「それでも自分の国を応援しないわけにはいかないだろう。皆さんも自分の国を愛するように、私も自分の国を愛して永遠にここで応援し、税金を払って暮らすつもりだ。金メダルがなくても韓国は生きる。我々が1位だ」と語った。
先立ってMCモンは、2月7日に行われた北京冬季五輪ショートトラック男子1000m準決勝で、第1組1位と第2組2位でそれぞれフィニッシュラインを通過したファン・デホンとイ・ジュンソが失格処分になると、「言葉を失う。これはだめだ」と抗議するコメントを残した。
これを見た中国ネットユーザーは、MCモンに非難を浴びせた。MCモンは、「昨日まではあなたのファンだったが、その掲示物を上げた瞬間からは違う。ただ中国に苦情を言いたかっただけではないか」というネットユーザーのダイレクトメールをキャプチャし、「自分の国を自分が応援すること。不当な審判に自分の心で抗議すること。それがあなたにとって失望であるなら、私のファンをやめてもいい」とコメントした。
しかしその後も中国ネットユーザーの非難が殺到すると、MCモンは中国語で追加文を掲載。「私と10年以上を共にしてきた中国ファンの皆さんを、一度も大切にしなかったことはない。私は英語で良くない文章を書いたが、興奮して感情を抑えることができなかったことを認める」と謝罪した。
彼は「私も昔、悔しい思いをした。それで心を痛めたくない。申し訳ない」とし、「私の音楽を聞いて一緒に笑い、一緒に泣いた方々、私の音楽のファンの皆さんに申し訳ないと伝えたい」と付け加えた。
なおMCモンは2010年に“兵役逃れ”騒動を起こし、活動を中断した。その後の2012年5月、最高裁判所で兵役法違反容疑の無罪判決を受けたが、公務員試験を受けるなどの方法で兵役義務を先送りしたことについては偽計による公務執行妨害容疑が適用され、懲役6カ月、執行猶予1年、社会奉仕120時間を宣告された。
以降、アルバムを発表したりコンサートを開催したりしているが、テレビなどには出演していない。
（記事提供＝OSEN）
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