“ドラマクイーン”と呼ばれる女優ソン・イェジンは、停滞期に陥ったテレビドラマを復活させることができるだろうか。
【写真】ヒョンビン♡ソン・イェジンの密着ショットにファン歓喜
最近、放映前にもかかわらず、すでに口コミで話題のドラマがある。来る2月16日に初放送されるJTBCの新ドラマ『三十九』(原題)だ。『三十九』は、40歳を目前にした3人の友情と愛、人生についての深い話を扱う現実ヒューマンロマンスドラマとなる見通しだ。
20年来の付き合いであるソン・イェジン(チャ・ミジョ役)、チョン・ミド(チョン・チャンヨン役)、キム・ジヒョン(チャン・ジュヒ役)が、親友に扮して友情のケミストリーを見せる。ドラマ放映まで1カ月を切ったが、『三十九』に対する期待は大きい。
まず、2019年のtvN『愛の不時着』以来、ソン・イェジンの3年ぶりのドラマ復帰作だ。『個人の趣向』『サメ~愛の黙示録~』『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』など、ドラマ出演のたびに話題を集めたソン・イェジンは、いわゆる感覚の良い俳優として挙げられる。そんな彼女が選んだだけに、『三十九』への期待が高まるのも無理はない。
また、これまで男女主人公がメインとなって叙事詩を導く作品をやってきたソン・イェジンが、今回の作品では3人の女性の友情と愛を描く予定であるため、演技の変身にも期待がかかる。『三十九』はポスター、ティーザーなど事前プロモーションからも良いイメージを与えている。
もちろん、ソン・イェジンというカードが重要だ。ソン・イェジンは綺麗さだけにこだわらず、様々な試みをしてきた女優であるため、ルックス以上に“信じる観られる俳優”に成長することができた。とある業界関係者は、「ソン・イェジンのフィルモグラフィーを覗いてみると、似ていると考えられなくもないが、キャラクターのスペクトルが大きかった。特に映画では、その真価がさらに輝いた」と明らかにした。
ソン・イェジンは挑戦を着実に続けてきた。デビュー序盤だけでもドラマ『夏の香り』、映画『ラブストーリー』などを通じて“清純の代名詞”に挙げられていたが、以降はロマンス、メロジャンルだけでなく様々なジャンル物とアクション演技にも挑戦。特にドラマよりも映画で変身が目立った。
今回のドラマ『三十九』は、骨太のジャンル物ではなく、穏やかなヒューマンドラマと予想されるが、さらに深く濃くなったソン・イェジンの熱演も気になる。
何よりもソン・イェジンが『三十九』でも“ドラマクイーン”の名声をキープするかが注目される。先立ってSBS『今、別れの途中です』のソン・ヘギョ、JTBC『君に似た人』(原題)コ・ヒョンジョン、tvN『智異山』(原題)チョン・ジヒョンなど、トップ女優が次々とテレビドラマに復帰したが、成績表という意味では残念さを残しただけに、ソン・イェジンにかかる期待は大きい。
特にNetflixなどOTTプラットフォームの飛躍的な成長により、テレビドラマが相対的に低迷しているなか、『三十九』がソン・イェジンを前面に掲げてテレビドラマのプライドを守ることができるかが注目される。
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