ポン・ジュノ監督の新作映画『寄生虫』(原題)がカンヌ映画祭で公式上映を控えているなか、主催側が出演女優のチャン・ヘジンの写真ではなく、誤ってアーチェリー選手のチャン・ヘジンの写真を使うハプニングが発生した。
5月21日午後(現地時間)、第72回カンヌ映画祭ではコンペティション部門の『寄生虫』のフォトコールが行われた。
主催側はこれを控え、マスコミを対象に出演者の紹介資料を配布した。
しかし、配布された報道資料によると映画『寄生虫』の出演者チャン・ヘジンの名前の上に、アーチェリー女子韓国代表でリオデジャネイロ五輪金メダルのチャン・ヘジンの写真が入っていた。
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これに対し『寄生虫』配給会社のCJエンターテイメント側は「カンヌ映画祭側が本来契約していた写真データベースから使ったようだ。ミスを見つけてすぐに訂正要請をした状態だ」とした。
また、「カンヌ映画祭の公式ホームページにこの写真が載ったわけではない。迅速な訂正が必要だと判断され、措置を取った」と付け加えた。
ボン・ジュノ監督がメガホンを取った映画『寄生虫』でチャン・ヘジンは、母親役チュンスク役を演じ、熱演を繰り広げている。
なお、第72回カンヌ国際映画祭は5月25日までフランス南部の街カンヌで行われる。
韓国映画では、ボン・ジュンホ監督の『寄生虫』がコンペティション部門に招待され、イ・ウォンテ監督の『悪人伝』がミッドナイト・スクリーニングに、ヨン・ジェグァン監督の短編映画『リョンヒ』はシネファンデーション部門に招待されている。
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