韓国の詩人ナ・テジュが、BTS（防弾少年団）のJ-HOPEに詩集をプレゼントしたと明らかにした。
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ナ・テジュは、1月4日午後に韓国で放送されたKBS第2テレビ『クイズバラエティ～屋根部屋の問題児たち』に出演。番組MCたちは代表作である『草花』について言及すると、ナ・テジュは「小学校教師だった時代、生徒らが憎く見えた時に書いた詩だ」と明らかにし、スタジオの笑いを誘った。
ナ・テジュは、韓国では若者世代が愛する詩人としても有名だ。彼は、2010年代に放送された韓国の複数のテレビドラマで詩が取り上げられたことをきっかけに人気となった。
MCが「芸能人の方たちもナ・テジュ氏の詩が好きじゃないか」と尋ねると、ナ・テジュは「こんなこと言ってもいいのかわからないが、私はBTSのJ-HOPEさんと会ったことはないですが、私が本を送りました」と話し、注目を集めた。
そして「（少女時代の）テヨンさんにも送り、（俳優の）イ・ジョンソクさんにも会って本を出した。その本は中国語に翻訳されたこともある。私は芸能人の方々からずいぶん助けてもらった」と意外な秘話を明かした。
MCの1人であるソン・ウニの「自分の文章をなぜ若者が好むのか」という疑問には、「自分が若者の世界を理解しているのだから。その人たちのそばにいるから。その人たちのためになる言葉、慰労と祝福などを文に記すから」と説明した。
なお現在、長期休暇を過ごしているBTSは来る3月に韓国ソウルでコンサートを開催する予定だ。
◇J-HOPE プロフィール
1994年2月18日生まれ。本名チョン・ホソク。2010年にBig Hitエンターテインメント（現HYBE）の練習生となり、2013年にBTSのメンバーとしてデビューした。グループ内ではメインダンサーとリードラッパーを担当しており、ムードメーカー的存在としても知られている。活動名である「J-HOPE」は、名字であるチョン（英：Jeong）の頭文字の“J”と、希望を意味する英単語の“Hope”を掛け合わせたものであり、「パンドラの箱を開けると底には『希望』だけが残った」というギリシャ神話に由来している。
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