芸能人にとって中傷コメントは切っても切れない存在だろう。
ときには話題性と大衆性の尺度にもなり、「無いよりはマシだ」と言われるほどだが、中傷コメントによって発生する2次被害は決して少なくない。
特に韓国では、芸能人なら中傷コメントには耐えなければならないという暗黙のルールのため、厳しく対応できない社会的雰囲気もあった。
しかし、最近はそのような雰囲気も変わりつつある。多くのスターたちが自分に対する中傷コメントに真っ向から対応しているのだ。
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例えば、女優ソン・ヘギョは自分に対する悪質な噂を広めた20代女性に対し、処罰の意思を明らかにして罰金刑を下した。チャン・グンソク、IU、ペ・スジなども中傷コメントの投稿者を告訴するなど、厳しく対応している。
少女時代のテヨンは最近、これまでに無かった方法で中傷コメントに立ち向かった。
InstagramのDMで誹謗中傷のメッセージを受け取った彼女は、そのメッセージの内容とユーザー名を一切隠さずストーリー（24時間限定の投稿機能）に公開。テヨンによるコメントは無かったが、かなりの不快感をうかがわせた。
過去には、中傷コメントを書かれても善処することを選ぶ芸能人が多かったが、最近はそのような傾向も変わっている。芸能人個人だけでなく、事務所サイドが対応に乗り出すケースも増えた。
このような芸能人の対応については、世間からも応援の声が寄せられている。
ある芸能関係者は次のように語った。
「過去には芸能人が一般人を相手に法的措置を講じることに負担を感じていた。また、善処してあげればもうしないだろうと思っていた部分もあったが、結果は酷くなるばかりだった。SNSの発達につれて度を超える中傷コメントが増え、コントロールが難しいレベルまできたので法的に対応せざるを得ないのが現状だ」
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