12月29日、新作映画『海賊:鬼の旗』(原題)のオンライン制作発表会が行われ、カン・ハヌル、ハン・ヒョジュ、イ・グァンスら主演キャストとキム・ジョンフン監督が出席した。
公開を2022年1月に控えた『海賊:鬼の旗』は、跡形もなく消えた王室の宝物を手にするため海に集まった海賊たちの冒険を描く映画。韓国で2014年に公開され、866万人以上の観客を動員した『パイレーツ(原題:海賊)』の続編となる。
この日、キム・ジョンフン監督は「前作の興行もそうだし、あまりにも愛された映画なので(続編に対する)プレッシャーがなかったと言えば嘘になる。今回は、素晴らしかったストーリーとギャグ要素はそのまま持ってきて、アクションやファンタジー要素をさらに盛り込もうとした。ただの鑑賞ではなく、体験してもらおうという気持ちで臨んだ」と説明。
キャストについては「とても良い俳優たちとご一緒し、千軍万馬を1つの船に乗せた気分だ」と満足感を示した。
俳優たちも『海賊』シリーズに対する愛着を感じさせた。
ハン・ヒョジュは「シナリオを読んで私もこの船に乗りたいと思った。一緒に出演する俳優たちも好きだったので、ぜひ共演したかった」とコメント。
カン・ハヌルは「自分のキャラクターも好きだが、ハン・ヒョジュさんが熱演したヘラン役がとても素敵だった。全体的にヘランに対する期待が大きく、いつも期待以上だった」と語った。
ハン・ヒョジュは「2、3カ月の準備期間中に剣術アクション、ワイヤーアクションを学び、水中トレーニングも行った。私にできることを着々と準備したと思う。ヘアやビジュアルな面もこだわった。下手をすると偽物に見えると思い、キャラクターを生かすことに力を入れた」と役作りを振り返っている。また、「新しい試みがとても楽しかった。ガールクラッシュな役だが、典型的なキャラクターにならないように努力した」と期待を高めた。
俳優たちは映画のスケールの大きさにも満足を示した。「実際に船に乗ると、高さや大きさなどが雄大だ。本当の船よりも大きい感覚を覚えるほどだった」とハン・ヒョジュ。イ・グァンスは「初めて船を見た時、そのスケールに驚いた。僕がこんな映画を撮ってるんだというプライドが高まった」と振り返った。
最後に、キム・ジョンフン監督は「それぞれのキャラクターが持つ欲望が異なる。それらが衝突することで生じるのを考えるともっと楽しめると思う。俳優たちも熱心に参加してくれた。息苦しい現実から離れ、未知の世界へ旅に出たい方々にぜひご覧になってほしい。楽しくてスリル満点の冒険ができるはずだ」と呼びかけた。
ハン・ヒョジュ、カン・ハヌル、クォン・サンウら豪華出演陣と独特なストーリー、派手なアクションで期待を集める大型エンタメ映画『海賊:鬼の旗』は、2022年1月に韓国公開予定。
■俳優クォン・サンウの新境地に期待。新作映画『海賊:鬼の旗』で悪役に初挑戦
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