『トッケビ』女優ら3人が“三姉妹”に!『ヴィンチェンツォ』監督が描く新ドラマが期待されるワケ

2021年12月23日 テレビ

『トッケビ』女優キム・ゴウンをはじめ、『100日の郎君様』女優ナム・ジヒョン、『はちどり』女優パク・ジフが新ドラマで共演することが決定した。

【写真】キム・ゴウンも!韓国は今“一重まぶた女優”が熱い

韓国tvNの新ドラマ『若草物語』(原題、演出キム・ヒウォン、脚本チョン・ソギョン、制作スタジオドラゴン)は、貧しいが仲良く育った三姉妹が韓国で最も裕福で有力な家族に対抗する物語を描く。巨大な事件に巻き込まれた三姉妹が、「お金」という人生の宿題を解いていく過程が熱く爽やかに表現される。

何よりも独特な作品世界を構築してきたキム・ヒウォン監督と、脚本家チョン・ソギョンの出会いが期待を高める。

脚本家チョン・ソギョンは、映画『お嬢さん』『親切なクムジャさん』、ドラマ『マザー無償の愛』と、人間本来の深い感情を引き出すことに定評がある。そこに『ヴィンチェンツォ』『王になった男』の力強い演出で愛されたキム・ヒウォン監督が加わる。それぞれの作品をヒットに導いた2人の出会いは、すでにドラマファンの期待を極限にまで高めている。

3人の女優が“三姉妹”に

さらにキム・ゴウン、ナム・ジヒョン、パク・ジフの“新鮮な”組み合わせも注目だ。

上からキム・ゴウン、ナム・ジヒョン、パク・ジフ

まずキム・ゴウンは、お金で家族を守りたい長女「オ・インジュ」に扮する。ひどい貧困のなかで育ったオ・インジュは、早くから“お金こそ保護者”であることに気づいた。他人と同じくらいの暮らしをすることが夢の全部だった彼女の前に、人生を丸ごと飲み込むような事件が起こる…。

キム・ゴウンは最近、ドラマ『ユミの細胞たち』で共感型キャラクター「ユミ」を完璧に描き出して大きな愛を受けた。どんなキャラクターでも説得力を与える女優キム・ゴウンが、『若草物語』を通じてこれまでとは異なる新しい顔を見せると期待を集める。

ナム・ジヒョンは、お金に魂を売りたくない次女「オ・インギョン」役を引き受けた。オ・インギョンは賢くて使命感を持つ報道局記者で、いつも“正しいこと”のために動く。常に貧しく、未だに貧しいが、お金のために頭を下げたりはしない。初めて記者になったときに向き合った疑問の事件が再び近づいていると感じた彼女は、本能的にその問題を探っていく。

しっかり者で主体的なキャラクターであるだけに、たしかな演技力を持ったナム・ジヒョンの活躍が期待をさらに刺激する。彼女らしいエネルギーあふれる姿と、細かな感情の演技がキャラクターの魅力を最大化してくれる見通しだ。

自分のために苦労する2人の姉の愛情が手に余る三女「オ・インヘ」役は、パク・ジフが務める。オ・インヘは貧しいせいで良い絵の具を一度も使ったことがないが、優れた絵の実力で名門芸術高校に進学した人物だ。

映画『はちどり』で印象的な演技を披露し、忠武路(チュンムロ)の期待株に浮上したパク・ジフが、複雑な内面を持つオ・インヘをどう描いていくのか、注目したい。特にキム・ゴウン、ナム・ジヒョンとのシナジー効果が今から楽しみだ。

『若草物語』の制作陣は、「ひとつの事件のなかに三姉妹の人生が絡み合いながら、一味違った楽しみをプレゼントする。巨大な力に対抗して人生の方向を探していく三姉妹の物語が強烈に、おもしろく描かれるだろう」と伝えた。

tvNの新ドラマ『若草物語』は、2022年に放送予定だ。

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