BTS・RM「『Butter』もいずれダサく聞こえるだろうか」VOGUE特別カット&インタビュー【PHOTO】

2021年12月21日 話題 #BTS #写真

BTS(防弾少年団)のRMの特別カットとインタビューが公開された。

【写真】RMの自宅に“日本人アーティストの作品”が!

ファッションマガジン『VOGUE KOREA』は12月21日、公式ホームページを通じて、2022年1月号の表紙モデルに選ばれたBTSのビジュアルとメンバーそれぞれのインタビューを公開した。

RMは約2年ぶりの有観客コンサート『BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE-LA』で多くのARMYの前でパフォーマンスを披露し、以前の感覚を取り戻し始めていると話す。

英語曲『Dynamite』『Butter』『Permission to Dance』をリリースし、大きな成功を成し遂げたBTSだったが、その間にRMは自身のアイデンティティーを示す『Bicycle』のような楽曲も発表している。そんな彼が今までの楽曲を振り返った。

「その時は本気だったけど、トレンドは猛スピードで変わっていく。僕の耳もずいぶん変わったなと思いました。『Butter』『Permission to Dance』もいずれダサく聞こえるでしょうか?トレンドの中にいるうちに慣れてしまったが、そのように生きてはいけないと思う。どうすれば良いかわからないけど、トレンドを超越したものを作りたいです。BTSとして活動して9年が経つのでそんな考えがよく浮かびます」。

(写真=VOGUE KOREA)RM

撮影で着用したシンプルなタートルネックを手に取りながらRMは話を続けた。

「最近、僕の人生全般の話になりますが、クラシックなものを好むようになりました。服も同じ。ルイ・ヴィトンでもジーンズのようなベーシックなアイテムに目が行くようになり、好みも変わりました」。

RMはどんな質問にもフラットには答えない。「自然に成長したか」という問いにも次のように答えている。

「“自然”という言葉の中にいくつかのきっかけが含まれているだろうが、言葉にするのは難しい。どんな大人になっていくのかを自ら考えて、考えて、考えました。自分が好み、近いものを選びとる癖をつけながら“僕は大体こういう感じだな”と思っていく練習をしてきました。自然に変わったように見えますが中身を見ると結局、僕が削っていったんです。苦しんで悩んだ。振り返ってみると自然だったような気がします」。

(写真=VOGUE KOREA)RM

先日、あるトーク番組で彼らは「好きな音楽をしていただけなのに、いつしか国を代表するようになった」と話していた。国連で演説し、国連総会をステージに歌うBTS。国にとっては誇らしいことだが、アーティストには音楽以外の義務と責任が伴うことになる。こういった変化が音楽にインスピレーションを与えたかと聞かれると、RMは「すべて合ってる」と答えた。

「国を代表するということが良い時もあり、負担に感じる時もあります。確かなのは望んで手に入れたものではなく、欲しくないからといってなくなるものでもないということ。使命だと受け入れて、得意なことをしていくのが僕の運命のようです。“こんな人生も面白いよな”と受け入れます」。

(写真=VOGUE KOREA)RM

BTSは善良な影響力を肯定的な方法で発展させてきた。彼らが世の中に及ぼしてきた影響には数多くの要因が働いているが、RMのアート界への影響力だけはRMの美術愛、ただ1つだけだ。

「仕事で海外に行った際の空き時間はホテルで過ごします。その時、唯一行ける場所がミュージアムでした。モネやゴッホの作品が置いてある美術館はいつも大勢の人がいましたが、平日の午前だと空いていました。すでに亡くなった作家の完全な身体の痕跡が、100年後の韓国の小さな少年に一対一で感動を与える瞬間が訪れたんです。とても羨ましかった。その時から、“韓国にはどんな作家がいるだろう?”と探し始めました。そこからアートにハマりました」。

(写真=VOGUE KOREA)RM

RMは夢について「“夢よりも現実を見ろ”という言葉にも共感はします。夢を見ろと強要する社会もあまりないと思いますが、夢は大事です。努力や希望を信じる少年少女が多ければいいと思います。僕の夢は、“BTSではなく僕はこういう人なんだ”と話せる人になって、二次創作を作ること。田舎にこもって本を読んで勉強することなど、色んな夢を持っています。今はとても幸せですが、スピードが速いので、いつか自分のペースを取り戻したいです」と伝えている。

“10代・20代に向けられた偏見や抑圧から身を守る少年たち”だった防弾少年団は、“現状に甘んじることなく、夢に向かって絶えず成長する青春”という“Beyond The Scene”の意味を加えてBTSとなった。

RMは「僕たちの存在自体が地球に危害を加えます。資源を浪費し、二酸化炭素を吐き出す。ですが、僕は人には皆生まれた理由があると信じています。僕のすべての活動が、意味のある何かとして残ってほしいです。“Beyond RM”は惑星に与えた以上の役割を果たすこと。1人前以上の人間になることです」と語っている。

(写真=VOGUE KOREA)RM

RMの特別カットとインタビューは、『VOGUE KOREA』2022年1月号と公式ホームページで見ることができる。

◇RM プロフィール

1994年9月12日生まれ。本名キム・ナムジュン。グループ内ではリーダーとメインラッパーを担当しており、英語が堪能な頭脳派でもある。BTSメンバーの中で最初にBig Hitエンターテインメントに加入したのがRMで、事務所代表のパン・シヒョクはBTSのデビューの経緯について「RMのような子はデビューさせなければいけないと思った。BTSを作ったきっかけは彼だ」とコメントしている。最年少メンバーのJUNG KOOKも「事務所見学の際にRMのラップに惹かれて事務所に入った」と明かしており、実力とカリスマ性を兼ねそなえた人物といえる。

映画級のスケール!? BTS飛躍のターニングポイント「花様年華」とはいったい何か

【画像】BTS、毛穴が見えそうな“ドアップ写真”に大反響「本人がいるみたい」

【画像】JIN、くるくるパーマにそばかすメイク!“意外なイメチェン姿”に注目「心をハッキングされた」

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集