韓国tvNの新ドラマ『不可殺 -永遠を生きる者-』(Netflixで同時配信予定)が、初回の見どころを公開した。
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同作は、妖怪・不可殺となって死ぬことができない男が、人間として600年間転生を繰り返す女を追う物語。転生を繰り返しながら過去から現在まで因縁が絡み合った人々のエピソードを描く切なくも美しいファンタジーだ。俳優イ・ジヌク、クォン・ナラ、イ・ジュン、コン・スンヨンらが出演する。
12月18日の初回放送前に、『不可殺』の見どころをチェックしよう。
『不可殺』は、これまで見てきた西洋のクリーチャーとは違う、韓国の鬼物を題材にした韓国型ファンタジーだ。不老不死の存在「不可殺」をはじめ、「チョマグ」(食い意地が強くて人の死体まで食べる鬼物)、「ドゥオクシニ」(頭を抑えて幻想を見させる鬼物)など、韓国に存在したとされる多くの鬼物が登場する。
ドラマ『客 -ザ・ゲスト-』を通じてエクソシズムとシャーマニズムが結合した「韓国型リアルエクソシズム」という新しいジャンルを切り開いた脚本家クォン・ソラ、ソ・ジェウォンがによる新鮮かつ興味深い話に期待が集まる。
人間から不可殺になったタンファル(演者イ・ジヌク)は、自分に不死の呪いをかけた女を追いかけ、彼に追われるミン・サンウン(演者クォン・ナラ)は悲劇的な事件で亡くした家族の復讐を誓って不可殺を殺そうとする。
600年間復讐心一つで生きてきたタンファルと、転生を繰り返してきたミン・サンウンは長い間、2人を縛りつけた復讐と恨みは、激しい感情の衝突を起こす。
また、ミン・サンウンを狙うもう1人のミステリーな人物オク・ウルテ(演者イ・ジュン)の存在が緊張感を漂わせ、過去にタンファルの妻だったタンソル(演者コン・スンヨン)まで転生することで彼らの因縁はさらに複雑に絡み合うことに。それぞれのエピソードを抱えた人物たちが、ドラマを彩る見込みだ。
『不可殺』を率いるイ・ジヌク、クォン・ナラ、イ・ジュン、コン・スンヨン、チョン・ジニョン、パク・ミョンシン、キム・ウソクら出演キャスト陣の熱演は吸引力を高める。また、ファンタジーに韓国的な色を加えた、先が読めないストーリーは視聴者をのめり込ませるはずだ。
また、600年前の過去から始まる物語だけに、美しくて広大な自然をはじめ多くの見どころが登場する。初回では子役俳優たちの活躍と、舞台で演技力を培ってきた新しい俳優たちが物語の世界観を構築する過去の話へ視聴者を導く予定だ。
『不可殺』の制作陣は「各人物の因縁と悪縁の始まりが繰り広げられる。ただ、600年前の過去だけでなく、現代の話も描かれる予定だ。韓国に存在した鬼物の登場にも注目していただければ、より楽しめると思う。たくさんの期待と関心を寄せていただきたい」と伝えた。
新ドラマ『不可殺 -永遠を生きる者-』は韓国tvNにて12月18日21時に放送開始。日本ではネットフリックスで同時配信される。全16話予定。
(記事提供=OSEN)
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