集中治療室に運ばれる事態にまで韓国女優を追い込んだ50代ストーカー男を拘束…その“嫌がらせ”とは

2021年12月05日 話題

女優クァク・ジニョンを“極端な選択”にまで追い込んだ50代のストーカーが拘束された。

問題の50代男性A氏は約4年間、クァク・ジニョンと彼女の家族を悩ませ、住居侵入、名誉毀損、業務妨害などの容疑で被訴された。ソウル南部地検は最近、A氏を拘束起訴した。

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クァク・ジニョンの被害は1年前、2020年12月に初めて明らかになった。故郷の全羅南道・麗水(ヨス)でキムチ事業をしていたクァク・ジニョンが“極端な選択”をして、集中治療室に運ばれたというニュースが伝えられたのだ。

幸い意識を回復したが、クァク・ジニョンがそんな選択をすることになったのは、A氏の度重なる嫌がらせが影響したと考えられ、家族はA氏に対する法的措置を進めた。

検察によると、A氏は4年余り前からクァク・ジニョンと家族を苦しめており、住居侵入や業務妨害も行った。また、クァク・ジニョンに1ウォン(0.1円)ずつ、計1140回にわたって口座振替をしながら、通帳に悪意のあるメッセージを送るなどの脅迫行為をしていたことが明らかになった。

クァク・ジニョンは警察に接近禁止仮処分を申請し、身辺保護を要請したりもしたが、軽犯罪に分類されるストーキングの特性上、A氏の嫌がらせは繰り返し続いた。

(画像=SBS)クァク・ジニョン

クァク・ジニョンはMBC公開採用20期のタレント出身で、ドラマ『息子と娘』(原題)で末っ子の娘を演じて人気を集めた。去る2016年からはバラエティ番組『燃える青春』(原題)を通じて近況を伝えてきたが、2020年10月を最後に活動を中断した。

なお、芸能人はもちろん、一般人を相手にしたストーキング犯罪が日に日に凶悪になり、最近はストーキングを重犯罪として扱うべきだという世論が力を得ている。

去る6月にはミュージカル俳優ペ・ダヘを2年余りストーキングした男性が、懲役2年の実刑を宣告された。また中堅俳優キム・ミスク、イ・スンシン、ヤン・グムソクらも数年間続いたストーキングに苦しみ、加害者を訴えたことがある。

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