女優ソン・ヘギョと俳優チャン・ギヨンが、新ドラマ『今別れている最中です』(原題)への期待を表した。
11月9日、SBSの新ドラマ『今別れている最中です』のオンライン制作発表会が行われた。
『今別れている最中です』は、「別れ」と書いて「愛」と読む甘くて辛くて苦い別れのアクチュアリーが込められたメロドラマ。
同作ではソン・ヘギョ、チャン・ギヨンの主演2人によるストーリーのみならず、チェ・ヒソとキム・ジュホン、パク・ヒョジュとユン・ナムの叙事も描かれている。ほかにも、ソン・ヘギョ、チェ・ヒソ、パク・ヒョジュの友情にも触れることができる。
イ・ギルボク監督は今作について、「ジャンルはメロドラマだ。愛と別れを通じて生きる人生の物語」とし、「年齢層がそのまま視聴層となりそうだが、20代、30代向けのメロドラマとは限られない。大人たちのメロもある。写実的にメロを描きたいので、そのような部分に頭を悩ませている。素晴らしい俳優たちを見逃さずに撮影しようと神経を使った」と説明した。
『今別れている最中です』はソン・ヘギョにとって2年ぶりの復帰作であり、チャン・ギヨンにとっては入隊前最後の作品でもある。
「(イ・ギルボク)監督と一緒に作業できたことは出演者たちにとっても運が良かった。現場は温かい雰囲気に包まれていて、気楽に演技できたと思う」と満足げな表情を見せたソン・ヘギョ。
『今別れている最中です』出演を決めた理由を問われると、「まず台本がとても面白かった。私のメロドラマを待ってくれた方々がいる反面、またメロにカムバックするのかという方々人もいた。でも、私はこう思う。1歳、また1歳と年齢を重ねながら、たくさんの経験もして多くの勉強もしているため、その時その時で表現する方法が違うと。以前とは違うだろうという考えが生じて、この作品に対して貪欲になった」と語った。
また、「『ボーイフレンド』はおとぎ話のようなファンタジーが混じったメロドラマだった。『今別れている最中です』は現実的だ。キャラクターも私の年齢と似ていて、多くの女性の方々が共感できると思う」と自信を示した。チャン・ギヨンも「30代になって初のメロドラマだっただけに、さらに欲が出た。どう表現することができるかが気になった」と付け加えた。
ソン・ヘギョとチャン・ギヨンはお互いに息の合った演技にも満足しているという。
ソン・ヘギョは「チャン・ギヨンは最初に会った日から“ユン・ジェグク”だった。最初のセリフも低音の声が合わさって私の思うユン・ジェグクだったし、これから本当に息が合うと思った。最初の撮影からユン・ジェグクだと思うぐらいに準備もたくさんしてきて、一生懸命撮影できた」と称賛した。
チャン・ギヨンは「(ソン・)ヘギョ先輩に心から感謝したい。自分の前にいることが信じられない」とし、「カメラの前で息を合わせたときの雰囲気がより不思議だ。最初の撮影は緊張で胸がいっぱいだった。目を見つめたら、自然に集中できるようにする力がある」と述べた。
また、チェ・ヒソも「(ソン・)ヘギョさんと一緒に出演できて嬉しい。毎日のように告白している」とし、パク・ヒョジュは「ソン・ヘギョさんはあまりにしっかり気を使ってくれる」と答えた。
最後にイ・ギルボク監督は、「我々のドラマは視聴層が広いという点と、悪役がいないという点が強みだ。温かさの力、そして素晴らしい俳優たちの豊かな演技を良く表現していると思う」と期待を高めた。
『今別れている最中です』は来る12日午後10時に韓国SBSで初回放送予定。
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