『海街チャチャチャ』で人気を博したが、元恋人の暴露でスキャンダルに巻き込まれた俳優キム・ソンホに、新たな美談が追加された。
歌手パク・ヘギョンの関係者が11月5日、インスタグラムに「キム・ソンホさんに関連したエピソードがあって、文章を書きます。個人的にはとても良い方だと感じ、感謝の気持ちを抱いた記憶があるので、切ない心で直接経験した内容をもとに、ひとつの間違いなく書きます」という文章を残した。
作成者は、「私がパク・ヘギョン先輩のカムバック曲を進行していたとき、タイトル曲のミュージックビデオの男性主人公としてキム・ソンホさんを推薦し、直接キム・ソンホさんの会社の担当チーム長とミーティングをしました。当時、キム・ソンホさんは『1泊2日』のレギュラーメンバーとして活発に活動中で、ドラマでも広告でも顔を知らせるスターでした」と回想した。
続いて「当時の認知度と有名さであれば、出演オファーのペイは相当です。呼ぶのにお金が? そんな芸能人だったので、(相手の)会社側も当然、それに合った金額を要求してきました(大きな金額ではなかった)。それでも私の立場では、制作総括者なので制作費を減らさなければならず、無理なお願いなのはわかっていたが、恥を承知で担当者の方に折衷を要求しました」と述べた。
オファーは容易ではなかったが、むしろキム・ソンホが意思を見せたという。作成者は「チーム長がおっしゃるには、キム・ソンホさんが本人(パク・ヘギョン)を念頭に置いて、とてもありがたいと、しかも業界の先輩のカムバック作品に出演するのだから栄光だと、出演料なしで進めようと意思伝達をしてきたんです。この台本にとても感謝する、むしろ会社を説得するというキム・ソンホさんの心でした」と感謝した。
続いて「親交があれば出演料なしで出演することもあります。しかし親交がまったくないアーティストの方であり、私とキム・ソンホさんの会社も初めての対面でした。にもかかわらず、自分を訪ねてくれてありがとうと、スケジュールを調整してくれれば出演すると言われました」とし、「出演料なしで出演したいとまでおっしゃっていただいて本当にありがたかったし、私たちの会社でむしろ出演料をもっと出そうとしました」と明かした。
残念ながらタイトル曲が変わり、台本自体も修正されて出演が実現することはなかったが、キム・ソンホの温かい気持ちは深く印象に残った。関係者は「あのときはキム・ソンホさんと共にすることはできなかったが、まだあの時の出演料がなくても作品に参加するという情熱と温かい心を感じる」とし、「今後も旺盛な活動を期待し、応援します」と愛情を示した。
なおキム・ソンホは最近、元恋人が中絶を強要されたと暴露して波紋を呼んだ。議論が大きくなると、彼は「彼女と良い感情で付き合っていた。その過程で私の思いやりのない行動で、彼女に傷を与えました」と謝罪した。
スキャンダルが浮上した当初はキム・ソンホに非難が集中したが、キム・ソンホと元恋人の交際当時の対話内容が公開され、雰囲気が変わった。さらに大学同級生や知人、関係者、スタッフらの応援や美談が伝わり、キム・ソンホの支持は日に日に高まっている。
(記事提供=OSEN)
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