『海街チャチャチャ』出演俳優のスキャンダル、共演したシン・ミナにも影響大…“2次被害”では?

2021年11月04日 話題

今秋最高のラブコメドラマとしては、『海街チャチャチャ』を挙げることができる。視聴率と視聴者からの好評という二兎を得た。

【写真】「本当に37歳?」シン・ミナが“前髪バッサリ”

去る10月17日に放送された『海街チャチャチャ』の最終回は、歯科医ユン・ヘジン(演者シン・ミナ)と「ホン班長」ホン・ドゥシク(演者キム・ソンホ)のハッピーエンドで幕を下ろした。

最終回の視聴率は、全国基準で平均12.7%、最高13.7%まで上昇し、自己最高記録を更新。韓国の全チャンネルで同時間帯1位の結果を残した。

『海街チャチャチャ』でテレビドラマに帰ってきたシン・ミナの選択は、的中した。“ロコクイーン”の修飾語を獲得し、花道を歩く準備の真っ最中だった。愉快で若々しいユン・ヘジン役は彼女にぴったりで、見事な演技と魅力で視聴者を虜にしたとの評価だ。

ドラマ終了の時点でシン・ミナには当然、インタビューの要請と各番組ゲストの提案があふれていた。長い撮影で疲れた心身を癒し、お祝いが続くスケジュールを準備していたシン・ミナに、落雷が落ちた。いわゆる“キム・ソンホ事態”だ。

(写真提供=tvN)『海街チャチャチャ』のシン・ミナ

一方的な元恋人の暴露でキム・ソンホが直撃弾を喰らって倒れる一方で、『海街チャチャチャ』で共にした出演者および制作陣にも大きな影響があった。

最終的にシン・ミナのすべてのインタビューとスケジュールは取り消された。多くの人でにぎわった『海街チャチャチャ』の周囲からは、一気に人気が引いた。ドラマに対する評価にまで悪影響を及ぼすほどの衝撃だった。

シン・ミナにとっては、『海街チャチャチャ』が重要な転換点であったため、さらに残念さが残る。

2019年のドラマ『補佐官』と2020年の映画『ディーバ』を通じて演技の変身を図った彼女は、久しぶりに自身の代名詞ともいえるラブコメで存在感を示した。放送前の制作発表会でシン・ミナは、「柔らかくておもしろいラブコメがしたかった」と本音を明らかにしたことがある。『海街チャチャチャ』は大成功を収め、視聴率も好調で価値を認められた。

シン・ミナの“祝賀セレモニー”を奪った“キム・ソンホ事態”は現在、何が真実なのかわからない状況に変わった。キム・ソンホに向けた一部世論の一方的な魔女狩りは、今では姿を消したとさえいえる。キム・ソンホ出演の広告が再び公開され、映画出演が決まるほど名誉も回復をしたが、依然として自粛は求められている。

シン・ミナも変わらない状況だ。『海街チャチャチャ』の懐かしさは胸の内にしまい、すでに次期作の撮影が真っ最中だ。少し誇張した表現かもしれないが、シン・ミナも今回の事態の2次被害者ではないかという考えが、記者の頭の中に浮かんでくる。

(記事提供=OSEN)

◇シン・ミナ プロフィール

1984年4月5日生まれ。本名ヤン・ミナ。1998年に韓国のファッション誌『キキ』の第1期専属モデルとしてデビューした。当時は本名で活動していた。2001年にドラマ『美しき日々』(SBS)、映画『火山高』に出演。女優シン・ミナとしてその名を知らせた。かなりの読書家で、メディアとのインタビューでは最近読んだ小説や影響を受けた作品など、たびたび本に関する話題が取り上げられる。自身も2009年にフランス紀行エッセイ『フレンチダイアリー』を執筆している。

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