8人組のK-POPガールズグループLOVELYZ(ラブリーズ)が、専属契約終了を目前としている。2014年のデビューから“魔の7年ジンクス”を乗り越えられず、解散を待っている状況だ。
Woollimエンターテインメント側は11月1日、報道資料を通じて「グループLOVELYZメンバーたちの専属契約は11月16日付で満了する予定」とし、「長い間、深度のある議論と熟考を経てメンバー7人、ユ・ジエ、ソ・ジス、イ・ミジュ、ケイ、ジン、リュ・スジョン、チョン・イェインは新しい場所で、また違うスタートを準備することを決定した。メンバーのベイビーソウルは、当社と長い時間積み重ねてきた信頼をもとに再契約を締結した」と発表した。
続けてWoollimエンタ側は、「当社は長時間、共にしたベイビーソウルの助力者として、新たな跳躍と活発な活動のために全面的な支援を惜しまない予定」と明らかにした。LOVELYZは2014年11月にデビューした。
解散を控え、同日、ベイビーソウル、ユ・ジエ、ソ・ジス、イ・ミジュ、ケイ、ジン、リュ・スジョン、チョン・イェインの8人全員がファンに手紙を残した。
まずベイビーソウルは「2014年から7年という間、LOVELYZとして活動し、皆さんに受けた過分な愛に心から感謝します」とし、「LOVELYZの未来についてメンバーたち、そして会社とたくさん悩んで会話を交わした末に、私は過去10年間、自分を信じて守ってくれたWoollimエンターテインメントと共にすることにした」と話した。ベイビーソウルだけが同社と専属契約を締結することになった。
ユ・ジエは「デビューしたのが一昨日のように鮮やかだが、7年という時間が過ぎ、12年近く共にしたWoollimエンターテインメントと別れるというニュースを伝えることが、私にとっても本当に実感がわかない」とし、「私たち8人がみんな、とてもきれいな年齢に、とてもきれいな愛を受け取ることができるようにしてくれた私たちのラブリナス(LOVELYZファン)に、もう一度ありがとう」と明らかにした。
ソ・ジスは「LOVELYZ として7年、そして練習生生活を合わせた9年間を共にしてきたWoollimエンターテインメントとの契約を終えることを決めた」とし、イ・ミジュも「私にとってLOVELYZとラブリナスは、二度と来ない大きな贈り物であり幸運だった」と伝えた。
ケイは「2014年11月、夢のようなデビューをして本当にたくさんの思い出を皆さんと一緒に作っていき、絶対に忘れられない瞬間たちだった。私が多くを学んで成長できたのは、本当にラブリナスの愛と応援のおかげだと思う」という感想を残した。
ジンは「2014年11月12日にLOVELYZでデビューし、これまで本当に多くの方々から大きな愛を受けた。何とも変えられない大切な思い出をプレゼントされた」と感謝した。
リュ・スジョンは「心はまだ私が3年目のようだが、いつの間にか皆さんに契約終了のお知らせを聞かせることになった。練習生の時からLOVELYZ活動まで9年間を共にし、私の初めての会社だったWoollimエンターテインメントと別れることになり、心が重い」と明かした。
最後に、チョン・イェインは「心強いラブリナスとLOVELYZオンニ(姉さん)がいたから下せる決定だった」とし、「勇気を出して一歩一歩、ゆっくりと新たな挑戦を始めようと思う」と、新しい出発の計画を伝えた。
2014年11月にデビューしたLOVELYZは、『Ah-Choo』『Candy Jelly Love』『Destiny』などのヒット曲を誕生させた。
なお韓国では芸能人の専属契約期間が「最大7年」と定められているため、デビュー7年目を迎えたK-POPアイドルが再契約をめぐって様々なトラブルに巻き込まれることが少なくない。結果的にデビュー7年目で契約がうまくいかず、グループが解散することが少なくないため、“魔の7年ジンクス”などと呼ばれている。
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