韓国映画界では、次世代を導いていく若手俳優への期待が大きい。
毎年しっかりした演技力とキャラクターとの完璧なシンクロ率、そして個性あふれるビジュアルまで兼ね備えた俳優が、“新発見”といわれ、注目を集めている。
本紙がテレビ、映画、歌謡などのエンターテイメント各分野を代表する専門家100人を対象に実施したアンケート調査で、これからの韓国映画界を引っ張っていく次世代俳優1位に選ばれたのは、ナム・ジュヒョクだ。
モデルとしてデビューした彼は、映画デビュー作『安市城』(原題)を通じて芸能人生のターニングポイントを迎えた。
安定した演技力を披露し、あらゆる映画賞で新人賞を総なめ。
“再発見”という絶賛を浴びたと同時に、アジア・ファンミーティング・ツアーを行うほどの人気も広げている。
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ナム・ジュヒョクに次ぐ2位には、パク・ボゴムが名を挙げた。
ドラマ『雲が描いた月明かり』『ボーイフレンド』などで主演を務め、すでに演技力を認められた彼は、来る5月にクランクインする映画『徐福』(原題)に出演、映画界を盛り上げる見込みだ。
すでに日本や東南アジアなど、アジア圏で新たな韓流スターとして認められただけに、今後韓国映画界での活躍にも期待が集まっている。
3位にはキム・テヒ、リュ・ジュンヨルが選ばれた。
パク・チャヌク監督の映画『お嬢さん』でデビューしたキム・テリは、同作でカンヌ国際映画祭に出席するなどし一躍脚光を浴びた。
その後も『1987』『リトル・フォレスト』(韓国版)などで主演としての実力を立証しており、多くの人が彼女に期待を寄せている。
また、“牛”に例えられるほど多作ぶりを見せているリュ・ジュンヨルも、韓国映画界の有望株の1人だ。
『タクシー運転手 約束は海を越えて』で早くも“1000万観客”俳優となった彼は最近、主演を務めた映画『Money』の興行によって自分の価値を見せつけている。
韓国映画を引っ張っていく若手俳優たちのさらなる成長に、注目が集まる。
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