BTSメンバーの日本で読める“愛読書”を厳選紹介!心に響くエッセイから世界的なベストセラーまで

2021年11月02日 話題 #BTS #特集
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リーダーのRMをはじめ、メンバー全員が読書をこよなく愛するBTS(防弾少年団)。ひとたび誰かが本を紹介すれば、その作品がたちまち話題作となることも多い。

【写真】「最高」BTSの“舌ペロSHOT”

過去にも韓国国内の書店でRMの愛読書コーナーが設けられたり、最近ではRMが読んでいたことをきっかけに絶版されていた本が18年ぶりに再出版されたりしたこともあった。

そこで今回は、日本でも読むことができるBTSメンバーの愛読書7選を紹介しよう。

JIN『ナミヤ雑貨店の奇蹟』

過去と現在がつながる不思議な雑貨店を舞台に、時空を超えた交流が描かれた東野圭吾による感動ファンタジー。『ガリレオ』シリーズなどのミステリー作品で知られる同氏の著作の中で「史上最も泣ける」と話題を集め、山田涼介&西田敏行のダブル主演で映画化もされたベストセラーである。

同作は韓国でも根強い人気を誇っており、2012年12月の出版からいまも国内主要書店のベストセラー小説ランキングで上位20位圏内をキープしている。BTSの1年間の活動を盛り込んだDVD『BTS MEMORIES OF 2018』で、2018年のツアー中にJINが控室で同作を読んでいることが明らかになった。なお、同年に同作は韓国で電子書籍含めて累計発行部数120万部を突破している。

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』

SUGA『アルケミスト 夢を旅した少年』

アンダルシアの平原からエジプトのピラミッドに向けて旅に出た羊飼いの少年が、錬金術師の導きとさまざまな出会いの中で人生の知恵を学んでいく夢と勇気の物語。

1988年に発表されたブラジル人小説家パウロ・コエーリョによる同作は、これまで約80カ国語に翻訳され、全世界で1億5000万部以上を売り上げている。韓国では『錬金術師』のタイトルで2001年に出版され、今年4月には100刷記念でコエーリョ氏直筆サイン入りのスペシャルエディションが発売された。

SUGAは同作について、過去に「難しいが読み応えのある本」と推薦したことがある。ちなみに、コエーリョは韓国メディアとのインタビューで「BTSは私が大好きなグループ。妻の言葉を借りれば、彼らは優雅な魅力を持っており、創作のインスピレーションをもたらしてくれる存在だ」と絶賛したことも。

『アルケミスト 夢を旅した少年』

J-HOPE『花を見るように君を見る』

韓国の詩人ナ・テジュがこれまで発表した詩のなかで、特にブログやSNSで話題となった115編を集めた詩集。まるで子どもが話しているかのように純粋で飾り気のないひとつひとつの詩語が、何気ない平凡に美しさをもたらし、読者の心を癒してくれる一冊となっている。

J-HOPEは過去のV LIVEで同作を推薦。すると、ナ・テジュ本人が今年4月にテレビ番組で「感謝の気持ちを伝えたい。私の本にサインをして送りたい」とJ-HOPEへの思いを述べ、話題を集めた。なお、日本語訳は2020年12月に発売されている。

『花を見るように君を見る』

RM『村上春樹シリーズ』

メンバーきっての読書家で有名なRM。今年は9月12日の誕生日に合わせ、ソウルでRMの愛読書だけを並べたポップアップ図書館が期間限定で開かれた。

それだけ読む本のジャンルも小説や自己啓発本など多岐にわたるが、RMは日本の人気作家・村上春樹をこよなく愛する“ハルキスト”の一人としても知られている。

特徴的なエピソードとしては、2017年9月にBTSが5thミニアルバム『LOVE YOURSELF 承 ‘Her’』をリリースしたときのこと。当時、RMは発売記者会見に登壇する直前まで『騎士団長殺し』を読んでいたことや、収録曲『Sea』が『1Q84』の文章からインスピレーションを受けたことを明かしている。

そのほか、韓国では『ノルウェイの森』『海辺のカフカ』といった村上春樹の作品がRMの推薦図書に挙げられている。

『1Q84』

JIMIN『冷静と情熱のあいだ』

「読書の秋に本が最もよく似合うスター」というランキングで1位に輝いたこともあるJIMINのオススメは、運命的な再会を果たしたかつての恋人同士の物語を男女それぞれの視点で描いた恋愛小説『冷静と情熱のあいだ』。

辻仁成、江國香織の2人の作家が手掛けた同作は、1999年の発表から日本でベストセラーとなり、2001年には映画化もなされた。韓国では2000年に韓国語訳が出版され、映画は2003年に公開されている。韓国における本紹介は「この小説の舞台裏には恋愛、それ以上の戦慄がある」。

『冷静と情熱のあいだ』

V『家にいるのに家に帰りたい』

まるで自分のためだけに書いてくれたような文章が現代を生きる人の共感を呼んだ、韓国の作家クォン・ラビンによるエッセイ。韓国で2020年6月に出版後、同年12月に行われた「グラミー・ミュージアム」のインタビューでVが同作を読んでいることを明かして以降、“Vの愛読書”として注目を集めるようになった。

日本でも国内未発売の時点で関心が寄せられ、今年3月に日本語訳が発売されると、たちまちAmazonや楽天ブックスでベストセラー1位となった。韓国を越え日本でも話題作となったことを受け、クォン・ラビン本人もSNSで「本を持っていることだけでもありがたく恐縮です」とVに感謝を伝えている。

『家にいるのに家に帰りたい』

JUNG KOOK『私は私のままで生きることにした』

BTSのマルタ旅行を描いた2018年放送のV LIVE『BTS BON VOYAGE Season 3』で、JUNG KOOKの部屋に置いてあったことで話題となった一冊。イラストレーターで作家のキム・スヒョンが、不条理がまかり通る世の中で自分が本当の自分らしく生きる必要性を綴ったエッセイだ。

ちなみに、キム・スヒョンは昨年出版した新作エッセイ『頑張りすぎずに、気楽に』と関連して、韓国メディアとのインタビューで「JUNG KOOKさんが東洋哲学を勉強されていることが私の世界観に大きな影響与え、本の方向性の大きなヒントになった」と、JUNG KOOKからインスピレーションを得たことも明かしている。

『私は私のままで生きることにした』

「若者の読書離れ」が嘆かれて久しい現代で、出版業界にポジティブな影響力を及ぼし続けているBTS。読書はめっきりしなくなってしまったという人も、彼らが読んだ本を一度手に取ってみてはいかがだろうか。

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