BTSの原点がここにある!? 一度は行ってみたいメンバー7人「地元特集」

2021年11月12日 話題 #BTS #特集

韓国の首都ソウルは国内で最も人口が多く、全体の50%を突破するほど人口が集中している。それだけに当然、ソウル出身のK-POPアーティストというのも多い。

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ただ、いまや世界中で絶大な人気を誇るBTS(防弾少年団)にはソウル出身メンバーが一人もいない。RMとJINは京畿道(キョンギド)、J-HOPEは光州(クァンジュ)、SUGAとVは大邱(テグ)、JIMINとJUNG KOOKは釜山(プサン)と全員が地方出身だ。

現地ではBTSの生まれ故郷が“聖地”としてARMY(BTSのファンネーム)の必訪スポットとなっている。そこで今回は、いつか韓国旅行で必ず訪れたいメンバー全員の故郷を紹介しよう。

RM、JINの故郷「京畿道」

韓国北西部にあり、ソウルを取り囲むように位置している京畿道。RMは出生地こそソウルだがその後は京畿道高陽(コヤン)市で暮らし、京畿道果川(クァチョン)市生まれのJINは小学校卒業後にソウル松坡(ソンパ)区に引っ越した。

JINが生まれた果川市はソウル近郊のベッドタウン。遊園地、動物園、美術館、植物館が揃う総合レジャー施設「ソウル大公園」は市内随一の観光名所で、家族連れ、カップル、友達同士と誰とでも楽しむことができる。

また、RMの誕生日に合わせて今年9月12日に高陽観光情報センターの壁面に誕生したRMの壁画は必見。周辺には地域の芸術家によって制作された作品も多く、新たな“映え”スポットとして注目を集めている。

(写真=高陽市庁)高陽観光情報センターにあるRMの壁画

SUGA、Vの故郷「大邱」

韓国東南部に位置する大邱広域市。SUGAがファンであることを自認する韓国プロ野球のサムスン・ライオンズも大邱を本拠地としている。

大邱中区の南山(ナムサン)洞にある楽器街は、SUGAが練習生時代に作詞・作曲・編曲に勤しんだ地。2015年公開の楽曲『INTRO:Never Mind』の歌詞で言及された“南山洞の地下作業室”もここのことを指す。

また、Vが幼い頃によく遊んだという「達城(タルソン)公園」は入場料無料の広大な動物園。過去にVが同地を訪れた写真をSNSにアップしたことを機に聖地となった。近辺には食べ歩きスポットの西門(ソムン)市場もあり、名物グルメであるナプチャクマンドゥ(ぺちゃんこ餃子)やカルグクス(手切り麺のうどん)を楽しめる。

(写真=BTS公式Twitter)2015年に達人公園を訪れたときのV

J-HOPEの故郷「光州」

韓国南西部の光州広域市は、J-HOPEをはじめとする多くのK-POPアイドルの出身地として知られる。

そして、その象徴と言えるのが光州東区にある「K-POPスター通り」。この通りにはJ-HOPEの誕生日(2月18日)にちなんで全世界から募った2万1800通のメッセージが刻まれた造形物「HOPE WORLD」が建てられている。さらには、J-HOPEのソロ曲『Chicken Noodle Soup(feat. Becky G)』のジャケット写真なども描かれたシャッター壁画などもある。

また、「ペンギン村」、「青春鉢山(チョンチュン・パルサン)村」と市の人気観光地2カ所にはJ-HOPEの壁画も。いずれも中国の熱烈なBTSファンの支援によって制作されたもので、J-HOPEの絵とともに写真を撮れるフォトゾーンも設けられている。

(写真=光州広域市庁)「K-POPスター通り」にある「HOPE WORLD」

JIMIN、JUNG KOOKの故郷「釜山」

ソウルに次いで2番目に人口が多い韓国南東部の釜山広域市。特に、白い砂浜が1.5km以上わたって続く「海雲台(ヘウンデ)」は国内屈指のビーチリゾートとして知られている。

そんな釜山でARMYにオススメしたいのが、南区大淵(テヨン)洞にあるカフェ「MAGNATE(マグネイト)」。

ここはJIMINの実の父親が経営するお店で、地元で愛される人気店。代表的なメニューはコーヒーの上に同じ量のホイップが乗った「アインシュペナー」だが、そのほか種類豊富なドリンク、パン、ケーキを楽しむことができ、広々とした店内はおしゃれなインテリアが広がる落ち着いた空間となっている。

ほかでは、JUNG KOOKの地元・萬徳(マンドク)洞は隠れた“夜景スポット”のひとつで、とある韓国メディアによると、来年までにも展望台が完成予定だという。また、「釜山タワー」では今年10月13日、地元出身のJIMINの誕生日を祝福してカラフルなライトアップもなされた。

ちなみに、地元市民の憩いの場でもある釜山市民公園にはBTSにちなんだフォトスポットも。過去にVが同地を訪れた際にSNSでアップした写真が話題となり、当時撮影した位置にVの足跡がマーキング。Vと似た構図で写真を撮ることができる。

(写真提供=OSEN)JIMINの誕生日を記念してライトアップされた釜山タワー

いずれにしても、“聖地巡礼”の際には必ず訪れたいスポットばかりのBTSメンバーの地元各地。以前のように自由に韓国を行き来できる日が一日も早く来ることを願うばかりだ。

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