Netflixでも配信されている『海街チャチャチャ』(tvN)に出演したシン・ミナが、“ラブコメ女王”に君臨した。
10月17日に配信された第16話で終了したドラマ『海街チャチャチャ』で、現実主義の歯科医ユン・ヘジンを熱演したシン・ミナに好評が相次いでいる。
これまで、政治ドラマ『補佐官』(JTBC、2019年)やスリラー映画『ディーバ』(原題、2020年)で高い演技力を披露してきたシン・ミナが、久しぶりにラブコメジャンルに戻ってきた。『海街チャチャチャ』放送前には制作発表会を通じて、「久しぶりに柔らかくて面白い恋愛系に挑戦したかった」と作品を選んだ理由を明かしていた。
今作でシン・ミナが演じたユン・ヘジンは、自分では現実主義者だと思っているが、実は正義感にあふれ、温かく純粋で見栄っ張りな可愛らしい魅力を持ったキャラクターだ。
薄情な世の中で生きてきたヘジンは、移住したコンジンという田舎町で、自分だけではなく他人とともに生きる方法を知り、成長していく。また、新天地で生き方がまったく違うホン班長(演者キム・ソンホ)と出会うことで、互いに痛みを分け合い、愛し合う姿が視聴者たちの感動を誘った。
ヘジンのまっすぐで、温かく堂々とした魅力は、ホン班長だけではなくコンジン住民との愉快な雰囲気を醸成し、笑い、癒し、感動、さらには胸がすっきりとするようなストーリーまで生み出した。
さらにシン・ミナはユン・ヘジンという人物を、実際にいそうなリアルな演技で表現し、大きな人気を集めた。
また恋愛面では自身が主導となって動くことで、ホン班長との関係を守り、視聴者を熱狂させている。自分の気持ちに気付いたヘジンが勇気を出して告白するシーンは、これまでにない感動を誘い、女性主人公としての存在感を惜しみなく発揮した点も注特筆に値する。
このように、シン・ミナは久々のラブコメとは思えないほど、愛らしく、高い演技力で、代わりのいない“ラブコメ女王”としての存在感を証明。愛情を注ぎこんで撮影に挑んだ結果、彼女だけのユン・ヘジンを確立してドラマを大成功に導いた。
今作でユン・ヘジンとして高い人気を集めたシン・ミナは、どのようなジャンルでも“信じて見る女優”としての地位を固めたと言える。そのため、今後の活動にも期待が集まっている。
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